2023年のJ2を3位で終えた東京ヴェルディと4位の清水エスパルスが相対した”オリジナル10”対決。試合は序盤から勝利が必要な清水が攻勢を強めていく。スコアレスで迎えた後半、清水はPKを得ると、これをチアゴ・サンタナが沈めて先制点を手にした。
このまま守り切れば昇格が決定する。そんな思いが生まれ始めた後半アディショナルタイム。抜け出した染野唯月がPA内で高橋祐治に倒されてPKを得ると、これを染野自身が決め、土壇場で東京Vが同点に追いつくことに成功した。これで試合は決着。レギュレーションの結果、引き分けで試合を終えた東京Vが昇格を決めた。
試合後、昇格を決めた東京Vの選手たちに直撃取材を敢行。主将の森田晃樹は失点につながるハンドの際には「絶望」と口にしつつ、「初めて試合中に後輩の染野に怒られた。球際に行けよと。何で怒ったのと聞いたらPKを与えて死んだ顔してたからと言われて、ハッとして切り替えられたと思う」とその時に起こっていたエピソードを明かした。
続けて、下部組織時代を含め在籍15年目となる森田は「サポーターの方々は本当に長い間、待ったと思う。その期待に応えられて本当に嬉しい」と思いを口にした。
また途中加入で昇格に大きく貢献した中原輝は、「僕自身結果だったり、チームをJ1に昇格させるためにきた。本当に長く苦しい時間を耐えて、J1に戻れることは嬉しい」と素直な思いを明かしていた。
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