今年最後のやべスタは「やべっちスタジアムAwords2023」を開催。番組独自に選出するMVPをはじめ、”やべっち”こと矢部浩之氏が選ぶ「サブイボ賞」、中田浩二氏が選ぶ「ディフェンス賞」、中村憲剛氏が選ぶ「パス賞」、大久保嘉人氏が選ぶ「ゴール賞」など、やベスタファミリーが今シーズン最も輝いた選手やプレーを選出し、その栄誉を称えた。
大久保氏が選ぶ「ゴール賞」は、アルビレックス新潟の三戸舜介が第13節の横浜F・マリノス戦で見せた強烈で高精度なブレ球シュートを選出。中村氏の「パス賞」は、柏レイソルのマテウス・サヴィオが北海道コンサドーレ戦で見せたパススピードを完璧にコントロールしたスルーパスを選んだ。一方、中田氏の「ディフェンス賞」は浦和レッズのアレクサンダー・ショルツとマリウス・ホイブラーテンのCBコンビが選出されている。
そして、今回の「やべっちスタジアムAwords2023」のMVPにはヴィッセル神戸の大迫勇也を選出。今季34試合出場で22ゴールを決めて得点王を獲得した大迫は、ゴールだけでなく、ラストパス数でもリーグ1位を記録した。ポストプレーや守備での貢献度も高く、チームの優勝に大きく貢献した大迫は、解説陣すべてが投票してMVPに決まった。
受賞した大迫は「実績のある素晴らしい元選手たちに評価されるの嬉しい。まだまだこれからも頑張りたいと思います」と率直な思いを告白。また、大迫は「Jリーグに戻ってくる時に、リーグタイトルだけは何が何でも獲ろうと思って移籍してきた。それが本当に形になってくれて良かったですし、本当にこのためだにやっていた」と思いを明かした。
また、今だから話せるウラ話を聞くと、開幕戦のアビスパ福岡戦であばら骨が折れていたことを告白。ただ、その後も試合に出続けたことを明かし、「ヴィッセルはあばら骨の骨折ごときでは休めない」と笑った。
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