今季限りで現役を引退した小野氏と内田氏は、さまざまなテーマの中でトークを展開。フェイエノールト時代のことや浦和レッズ時代のことなど、いろいろ話に及んだ。
小野氏に加え、稲本潤一や遠藤保仁、小笠原満男氏、中田浩二氏、高原直泰氏、本山雅志氏ら個性的で質の高い選手が集まった1979年生まれは黄金世代と称されるが、小野氏はその世代について「ライバルはライバルだし、めちゃくちゃいい仲間」と主張。プロ入りのタイミングについては清水エスパルス行きを望んでいたものの、経営面なども含めて難しい状況になったことで、浦和に行くことになったと明かした。
浦和加入1年目は27試合9ゴールで新人王とベストイレブンを獲得。小野氏は「余裕だった」と当時を振り返り、「めちゃくちゃ自信があったし、自分の持っているものを全部出そうという感じで。思い通りにほとんどできたというのが1年目でした」と語った。
日本代表史上最年少出場となったフランスワールドカップは高校を卒業して3ヶ月後に出場。先輩の名波浩に代わって出場したW杯は「楽しい時間だった」とし、「緊張する暇がなかった。やっときたぞというワクワク感だった」と当時の心境を明かした。続けて小野氏が「いいタイミングだった。18歳でW杯があったからゆえに18歳で出られた」と語ると、内田氏は「18歳はタイミングじゃないですよ、普通に」とつっこんでスタジオを笑わせた。
また、直前でメンバーから外れることになった三浦知良の「11」番を背負うことになったことについては、「驚いちゃって。俺っすかと。それはダメだって。カズさんの番号は欠番でいいんだから。着させちゃダメだよと思いましたね」と苦笑いした。
憧れている選手や認めている選手という話では、黄金世代の他に中村俊輔氏の名前を強調。「彼の一つひとつが美なんですよ。一緒にやるとパスを出すタイミング、もらうタイミング、角度、色々なものがわかるというか感じさせてくれる。走ったらボールが出てくるし、一緒にやらせてもらった期間は短かったですけど、めちゃくちゃ面白かったです」と思いを口にした。
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