セレッソ大阪は北海道コンサドーレ札幌からMF田中駿汰を完全移籍で獲得したことを発表した。
大阪体育大学から札幌へ加入した田中。日本代表経験もある田中は2020シーズンからレギュラーに定着し、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督の下で不動の地位を確立。2023シーズンもリーグ戦34試合で、キャリアハイの4ゴールを記録していた。
C大阪への移籍に際して「強い覚悟を持ってセレッソ大阪に来ました。タイトルを取れるようチームの為に全てを懸けて戦います。よろしくお願いします」と意気込みを語っている。
また、4年間を過ごした札幌には感謝を述べている。
「北海道コンサドーレ札幌に関わる全ての皆様へ。リリースにあります通り、この度セレッソ大阪に移籍する事を決断しました。4年間本当にお世話になりました。右も左も分からない自分を優しく温かく受け入れてくれた事はとても嬉しく、コンサドーレに加入できて心から良かったと強く思いました」
「コンサドーレの勝利に貢献したい、いつでも熱く声援を送ってくれるサポーターの皆さんにもっと勝利を届けたい、その気持ちが毎試合の原動力でした。ですが、なかなか思うような結果が出せず目標にしていたリーグのタイトル争い、ACL出場、カップ戦のタイトル、本気で目指しましたが何ひとつ達成できず、期待に応えることができなくて何度も悔しい思いをさせてしまい本当に申し訳ないです。自分の力不足を感じます。それでも変わらず見捨てずにサポートしてくださるサポーターの皆さんには感謝しかありません。今回の決断は簡単には決める事ができず最後まで悩みに悩んで下した決断です。新しい環境に飛び込んで一から自分が試される厳しい環境に身を置く事が、自分の可能性をもっと広げるのではないかと思い移籍を決めました」
「こんな素晴らしいチームでプロのキャリアをスタートできた事は自分にとってのかけがえのない財産です。北海道コンサドーレ札幌に関わる全ての皆さん、4年間本当にありがとうございました」
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