リーグ3連勝と好調の札幌の敵地に乗り込んだ名古屋は、開始27秒でFWキャスパー・ユンカーの2試合連続ゴールで先制すると、56分にはスローインが起点となったところからサイドを突破したMF森下龍矢のグラウンダークロスをFWマテウス・カストロが左足で決めてリードを広げる。しかし86分には札幌に素早いパスワークからMF金子拓郎の2試合連続ゴールで1点を返されたものの、最後までリードを守り切った名古屋が”矛盾対決”を制している。
試合後、1アシストの活躍を見せた森下を直撃。森下のクロスから生まれた2点目は、「今季、スローインが僕の中では課題だった。長谷川監督からいろんなことを教わりながら、まずは投げた後に動いていないということと、（これまでは）敵が近い方の足にボールを投げて奪われるシーンが多かったので、今シーズンは動きている味方の逆足に出してあげて、その後に自分でアクションを起こすことを意識している。緩急をつけたスプリントをしないと抜けないので、良いタイミングでスピードを上げることができた」とゴールに至る過程を振り返った。
また25日に発表された6月の親善試合に臨む日本代表メンバーに初選出。森下は「選ばれた時は本当にびっくりしましたけど、今は引き締まる気持ちというか、日本の戦力になれるように自分の力をしっかりと磨いて、代表の中でその力を出していきたい」と抱負を語った。
プライベートでは、カメラにハマっているという森下は、「キャンプも好きで、カメラとキャンプがめっちゃ合うなと思ったのが入り。日常の中の良いところをカメラで切り取りたい」と思わず、汗をかくほどの熱弁を繰り広げ、今年のプライベートの目標に”カメラワーク”を掲げている。
最後に昨年9月に結婚したばかりの新婚でもある森下に、黒木ひかりさんから奥さんの好きなところを問われると、「笑顔が素敵なところと、僕はマシンガントーカーなんですけど、それにもしっかりと対応してくれる。ハードワークしてくれるところが好き」と笑顔で明かし、公私共に充実した日々を過ごしているようだ。
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