各月で最も活躍した選手を表彰する『2023明治安田生命JリーグKONAMI月間MVP』。J1の4月部門では広島のドウグラス・ヴィエイラが選出された。
ドウグラス・ヴィエイラは現在5位につける広島で、試合の流れを変えるストライカーとして活躍。4月はリーグ戦5試合で5得点を上げ、そのすべての試合が途中出場での得点と、ここ1番の勝負強さをピッチ上で発揮した。切り札的な存在として多くのゴールを奪うストライカーが、今後どこまで得点を伸ばすかは注目どころである。
今回の受賞に対してドウグラス・ヴィエイラは「ピッチでの努力の成果だと思います」と感想を語り、印象に残っている試合についてはJ1リーグ第6節の敵地で行われた鹿島アントラーズ戦の2得点目を挙げた。
この試合では途中出場から2ゴールを奪取し、逆転勝利に大きく貢献したドウグラス・ヴィエイラ。特に印象的な2点目を振り返り、「GKが立ちはだかっていて角度もなかった。難しいシュートだったけど、集中できていた。良いタイミングで的確な判断ができるようにシュート時は冷静を心がけています」と語った。
今季は途中出場が多いが、ピッチに立つ時のスタジアムの雰囲気が「すごくいいよ」と明かし、「僕の途中出場を心待ちにしてくれるのを感じて、僕自身も嬉しいし、頑張るための希望とエネルギーを与えてくれる」とサポーターに感謝の思いを口にした。
また、1歳の娘さんについて話が及ぶと、「人生において最も大事な存在。（神様からの）贈り物」だとしつつ子育てに励んでいることを明かした。
ちなみにドウグラス・ヴィエイラが子供の頃に憧れていた選手は元ブラジル代表FWロナウドとのこと。「サッカーを始めた時からずっと彼のプレーを見てきた。彼の困難を克服する力はすごい。周りが彼を信じていなくても、それをものともせず乗り越えた。FWの中で最も偉大な選手だよ」と自身の見解を述べている。
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