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【プレビュー】宿敵に完敗のレアル・マドリード、得点力不足の課題はどう解決する?ユヴェントスと最後の親善試合へ | プレシーズンマッチ

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【プレビュー】宿敵に完敗のレアル・マドリード、得点力不足の課題はどう解決する?ユヴェントスと最後の親善試合へ | プレシーズンマッチDAZN
日本時間8月3日(木)8:30キックオフのプレシーズンマッチ、ユヴェントスvsレアル・マドリードの一戦を展望する。

ユヴェントス(昨季成績:7位 勝点62 | 22勝6分10敗 | 56得点33失点)

昨季はリーグ戦の成績だけ見れば4位の数字だが、勝ち点剥奪処分を受けて7位に終わったユヴェントス。さらにFFP違反によってUEFAヨーロッパ・カンファレンスリーグの出場権も剥奪され、新シーズンはセリエAでの戦いに集中することになる。また補強に関しても、噂されるロメル・ルカクの獲得は実現できておらず、相次いで退団した主力に代わる新戦力も確保できていない。ピッチ外では、順調に進んでいるとは決して言えない状況だ。

そんな中、先日行われたいずれもセットプレーからゴールを奪って2-2、PK戦の結果勝利を飾っている。ボール保持や守備の安定はまだまだだが、数少ない新戦力であるティモシー・ウェアやフェデリコ・キエーザを活かしたスピード溢れるカウンターは大きな武器になりそうだ。現時点で予定されているテストマッチはこれがラストになるため、レアル・マドリード相手に新シーズンで目指すスタイルを示したい。

注目選手:フェデリコ・キエーザ

昨シーズン途中で前十字靱帯断裂の重傷から復帰したものの、セリエA21試合で2ゴール5アシストと不完全燃焼に終わったキエーザ。今夏にはその去就も注目されているが、ミランとの親善試合ではスピード溢れるドリブルと思い切りの良いシュート、さらにセットプレーキッカーを務めて2ゴールを演出するなど、大きな存在感を放った。もちろんコンディションはまだベストではないものの、60分の出場で期待を感じさせるパフォーマンスを披露している。このままフィットネスを取り戻し、8月21日の開幕戦に標準を合わせたいところだ。

レアル・マドリード(昨季成績:2位 勝点78 | 24勝6分8敗 | 75得点36失点)

昨季は宿敵バルセロナに大きな差をつけられてリーグ戦2位に終わったレアル・マドリード。今夏には世界中のビッグクラブが獲得に動いたジュード・ベリンガム、さらにホセルやフラン・ガルシアといった実力者を獲得し、さらにミランで成長を遂げたブライム・ディアスも復帰するなど、新シーズンへ向けて戦力を整えている。

しかし先日行われたバルセロナとの“エル・クラシコ”では、決定機を活かせないまま0-3と完敗。特にシュートが5回も枠に阻まれ、ヴィニシウス・ジュニオールがPKを失敗するなど、カリム・ベンゼマが抜けたあとで深刻な決定力不足が浮き彫りとなった。噂されるキリアン・エンバペの獲得を実現させるのかは定かではないが、現チームでもゴールを奪えることを示しておきたい。13日はリーグ開幕戦も控えており、最後のテストマッチは有効に活かしたいところだ。

注目選手:ヴィニシウス・ジュニオール

バルセロナ戦ではPKを失敗するなど、何度も迎えたビッグチャンスをものにできなかったヴィニシウス。もちろん驚異的なドリブルなどで攻撃の中心にはなっているが、ベンゼマが抜けた中で求められるゴールという面では物足りない。プレシーズンの段階で得点感覚を高めておきたいところだ。ユヴェントス戦ではあまりスペースが与えられない可能性もあるが、そうした状況をどう打開するのかにも注目だ。

放送・配信予定

  • 配信:DAZN
  • キックオフ:2023年8月3日(木)日本時間8:30
  • 解説:福田正博 実況:河村太朗
  • 会場:キャンピング・ワールド・スタジアム

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