アル・ナスルに加入したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、3日に入団会見を行い、サポーターにお披露目された。
2021年夏に復帰したマンチェスター・ユナイテッドと11月末に契約解消で合意して退団したロナウド。ポルトガル代表として出場したカタール・ワールドカップでは準々決勝敗退と望んでいたような終わりにならなかった同選手は、大会終了後から古巣レアル・マドリーの施設でトレーニングに励む様子が伝えられていた。
無所属になったロナウドには主にアメリカや中東からオファーが届いていたとされていたが、12月30日にサウジアラビアのアル・ナスルと超好条件の2年半契約を締結したことが発表された。
そして2日深夜に現地入りし、翌3日に入団会見を行ったロナウドは「人生とフットボールにおいてこの大きな決断を下したことにとても誇りを感じている」と話し、以下に続けている。
「ヨーロッパでの僕の仕事は終わった。僕はすべてを勝ち取り、ヨーロッパで最も大きなクラブでプレーした。今、僕にとってこれが新たな挑戦だ。僕にとって、サウジアラビアに来ることはキャリアの終わりではないし、他人が言っていることを気にしていない」
「ヨーロッパでたくさんのチャンスがあったし、ブラジル、オーストラリア、アメリカ、ポルトガルのたくさんのクラブが僕と契約しようとしていた。でも、フットボールだけではなく、この素晴らしい国の他の部分の成長を助けることをこのクラブと約束した」
「僕にとってこれは良い挑戦であり、僕が何を望み、何を望まないかを理解している。僕の知識と経験とともに僕たちはたくさんの重要なことを成長させられるはずだ」
また、ロナウドはサウジアラビア移籍に対する批判的な意見に対しても反論している。
「多くの人が口を開き、意見を言っているけど、彼らはフットボールについて何も知らない。この10年や15年でのフットボールの進化を目にしたはずだ。ワールドカップが良い例で、王者を破ったのはサウジアラビアだけだった。これを忘れてはいけない」
「このリーグはとても競争力が高く、僕はここに来られてとても満足している。プレーして、勝利して、フットボールを楽しむためにここに来た。僕はこの国の成功と文化の一部になりたい」
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