現役時代にローマ一筋で活躍を続けたフランチェスコ・トッティ氏は、古巣で輝きを放つパウロ・ディバラについて語った。
2015年に加入したユヴェントスで大きな注目を集めたディバラだが、近年は度重なる故障に見舞われ、昨シーズン終了後に退団。一時はインテル行きも予想されていたが、最終的にローマにフリートランスファーで加入した。
するとローマで復調を見せるディバラは、負傷による欠場を余儀なくされながらも、公式戦16試合でチームトップとなる10ゴールを記録。先週末のフィオレンティーナ戦ではタミー・アブラハムとの絶妙な連携から2ゴールを奪うなど、輝きを放った。
アルゼンチン代表としては先のカタール・ワールドカップでトロフィー獲得に貢献したディバラについてトッティ氏は、イタリア『Sportmediaset』で「フェノメノ。彼は他の選手全員を上回ってるし、いつだって自身の価値を示している」と話し、賛辞を続けた。
「彼がローマに加入して私はとてもうれしかったし、彼はすべてに値する選手だ。この街にこのレベルの選手がいることは正しいことでしかない」
また、トッティ氏は「一番の目標はチャンピオンズリーグで、上位は強豪だから簡単なことではない。でも、リーグは長く、獲得できるポイントもまだあるから、何事でも起こり得る」と話し、今シーズンのトップ4を目指す上で補強を望むとされるジョゼ・モウリーニョ監督についても語っている。
「彼がさらなる選手を望むことは正しいことで、すべての監督がより競争力のあるスカッドを望んでいると思う。彼が補強を望むのなら…、クラブが彼を満足させられることを願いたい」
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