バルセロナのチャビ・エルナンデス監督は、アトレティコ・マドリーに移籍したメンフィス・デパイについて語った。
2021年夏に予てから希望していたバルセロナ移籍を実現させたデパイ。加入早々からロナルド・クーマン前監督に起用されてゴールを量産していた同選手だが、昨シーズン途中にチャビ監督が就任すると、徐々に出場機会を減らす。さらに今シーズン、ラ・リーガ首位を走るチームの中でここまで公式戦4試合でしか出番がなかった。
カタール・ワールドカップでオランダ代表の主力としてプレーしたデパイだが、バルセロナでプレー時間を確保できない状況を受け、今冬の移籍市場で移籍の可能性が浮上。そして20日、300万ユーロ(約4億円)でアトレティコ・マドリーに移籍することが決定した。
チャビ監督はプレスカンファレンスの中で、ラ・リーガのライバルクラブへと旅立ったデパイについて「メンフィスはアトレティコのオファーがあった後、退団することを求めた。彼はここから離れることを私に尋ねてきた。彼はここで快適ではなかったし、彼は再び居心地良くなりたがっていた」と明かした。
また、チャビ監督は今冬の移籍市場でデパイの代役を確保する可能性について「我々自身で強くなれるのなら、素晴らしいことだ。しかし、そうでなくとも、慌てる必要はない。誰を獲得するかは様子を見ることになるが、我々はファイナンシャル・フェア・プレーを頭に入れておかなければならない」とコメントした。
なお、アトレティコ・マドリーに移籍したデパイは、早速21日のバジャドリー戦の後半に途中投入されて新天地デビューを飾り、3-0の勝利に貢献した。
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