スペツィアは、現地時間23日にポーランド代表DFヤクブ・キヴィオルをアーセナルに売却したことを発表した。
2021年夏にスロヴァキアのジリナからスペツィアに加入したキヴィオル。昨シーズン途中から定位置を掴むと、セリエA残留に貢献し、今シーズンは開幕からルカ・ゴッティ監督が指揮するチームの主力として公式戦20試合でプレーする。また、昨年6月にはポーランド代表としてもデビューし、カタール・ワールドカップの4試合すべてに先発出場していた。
キヴィオルの活躍を受け、セリエAの強豪ミランやユヴェントスからの興味が報じられる中、先日からプレミアリーグで首位を走り、19年ぶりの優勝に近づくアーセナル加入に迫ることが伝えられてきた。
そして23日、スペツィアはキヴィオルをアーセナルに売却したことを発表。公式ウェブサイトの中で「クラブは強靭なポーランド人選手への感謝を伝えたい。真面目で野心的なプロフェッショナルで、昨年の残留に貢献した選手の1人だった。ヤクブの素晴らしいキャリアの継続を願っている」と綴った。
なお、キヴィオルの移籍金は2000万ポンド(約32億円)になると報じられており、これはスペツィアにとって史上最大の売却額になるようだ。
アーセナルで15番を着用するキヴィオルについて、ミケル・アルテタ監督は「ヤクブの加入は素晴らしいことだ。彼はスペツィアとポーランド代表で高いポテンシャルを見せてきた万能性の高い若手ディフェンダー。守備陣に強さとクオリティをもたらすだろう」と期待を寄せている。
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