週末に開催された日本人選手が所属する海外サッカーの結果を振り返る。
三笘が芸術的な一撃!
FAカップ
冨安健洋(アーセナル)
vs マンチェスター・シティ|フル出場
右SBとしてフル出場を果たした冨安。素早い攻防の中で安定したプレーを見せたが、チームは0-1で敗れて4回戦で姿を消している。
三笘薫(ブライトン)
vs リヴァプール|フル出場
左WGとしてスタメン出場した三笘。日本時間15日のリーグ戦でも対戦したリヴァプールとの一戦では、対面のトレント・アレクサンダー=アーノルドを相手に主導権を握っていく。すると後半ATには空中での巧みなボールコントロールからネットを揺らし、2-1の勝利の立役者となっている。
EFLチャンピオンシップ
中山雄太(ハダースフィールド)
vs コヴェントリー|ベンチ外
ラ・リーガ
久保建英(レアル・ソシエダ)
vs レアル・マドリード|フル出場
古巣との一戦にフル出場した久保は引き続き攻撃の中心としてチャンスを作っていったが、得点には結びつかず。この上位対決は0-0で決着している。
リーグアン
南野拓実(モナコ)
vs マルセイユ|出場なし
伊東純也(スタッド・ランス)
vs PSG|先発出場(83分OUT)
主力として奮闘した伊東は、ビハインドだった後半早々の57分に右サイドでマルコ・ヴェッラッティのタックルを受けながらスルーパスを供給。これは得点に繋がらなかったもののVARによりヴェッラッティが退場となった。数的優位の中でもPSGが押し込む中で粘りを見せるスタッド・ランスには終了間際に得点が生まれ、1-1で12戦無敗としている。
川島永嗣、鈴木唯人(ストラスブール)、オナイウ阿道(トゥールーズ)
ストラスブール|川島、鈴木:ベンチ外
トゥールーズ|オナイウ阿道:途中出場(79分IN)
2-1で迎えた終盤から起用されたオナイウは得点に関与することこそできなかったものの、リードを保ったまま試合をクローズ。トゥールーズは4戦無敗としている。
ベルギーリーグ
上田綺世(セルクル・ブルッヘ)
vs ヘント|先発出場(90+6分OUT)
トップ下で先発した上田は58分、左サイドからのクロスに頭で合わせて2戦連発となる先制点をマーク。その後、打ち合いとなった末に3-2で試合を制したセルクル・ブルッヘは8位に浮上している。また、上田は個人としても今季公式戦の得点数を「10」に乗せた。
香川真司、岡崎慎司、シュミット・ダニエル、橋岡大樹、林大地、原大智(シント=トロイデン)
vs ルーヴェン|香川:ベンチ外、岡崎、シュミット、橋岡:フル出場、林:先発出場(71分OUT)、原:途中出場(71分IN)
開始早々の9分に岡崎のヒールパスを受けた橋岡が右サイドからクロスを供給。右足で合わせた林が確実にネットを捉え、先制点を決め切った。しかし、後半に追いつかれて1-1で試合が終了し、シント=トロイデンは3戦未勝利となっている。
渡辺剛、田中聡(コルトレイク)、坂元達裕(オーステンデ)
コルトレイク|渡辺:フル出場、田中:途中出場(76分IN)
オーステンデ|フル出場
互いに主力を確保している両日本人選手がフル出場を果たした下位直接対決は、2-2のドローで決着。17位オーステンデは連敗を「6」で止めたものの7試合未勝利となっている。
森岡亮太(シャルルロワ)、町田浩樹(ユニオン・サン・ジロワーズ)
シャルルロワ|森岡:途中出場(72分IN)
ユニオン|ベンチ外
ビハインドで迎えた72分に途中投入された森岡だったが、反撃のきっかけを生むことはできず。1-0で競り勝ったユニオンが2位に位置している。
三好康児(アントワープ)
vs アンデルレヒト|ベンチ外
ポルトガル・リーグ
渡井理己(ボアヴィスタ)、中村航輔(ポルティモネンセ)
ボアヴィスタ|渡井:出場なし
ポルティモネンセ|中村:フル出場
中村が守護神を務めるポルティモネンセだったが、2-4で敗戦。2試合連続の4失点となったうえ、直近6戦5敗1分けという失意の結果となっている。
邦本宜裕、相馬勇紀(カーザ・ピア)、田川亨介、三竿 健斗(サンタ・クララ)
カーザ・ピア|邦本:先発出場(62分OUT)、相馬:途中出場(62分IN)
サンタ・クララ|田川:先発出場(83分OUT)、三竿:途中出場(90+3分IN)
計4名の日本人選手が出場した一戦は2-1でカーザ・ピアに軍配。途中出場の相馬は75分に直接FKを叩きこむと、後半ATにもCLから決勝点をアシストし、1G1Aで勝利の立役者となった。カーザ・ピアにとっては4試合ぶりの白星となっている。
ブンデスリーガ
浅野拓磨(ボーフム)
vs マインツ|途中出場(46分IN)
0-4で迎えた後半頭から途中出場した浅野は前線を活性化させたものの大勢に影響を及ぼすことはできず。2-5の大敗となったボーフムは連敗を喫している。
板倉滉(ボルシアMG)
vs ホッフェンハイム|フル出場
フル出場を果たした板倉は4-1での勝利に貢献。3試合ぶりの白星によりボルシアMGは8位に浮上している。
遠藤航、伊藤洋輝(シュトゥットガルト)
vs ライプツィヒ|遠藤、伊藤:フル出場
シュトゥットガルトでは2名の日本人選手がともにフル出場。しかし、1-2で競り負け、4試合未勝利と苦しい時間が続いている。
長谷部誠、鎌田大地(フランクフルト)
vs バイエルン・ミュンヘン|長谷部:フル出場、鎌田:途中出場(64分IN)
この大一番で先発起用された長谷部は、39歳10日でフランクフルトの最年長出場記録を更新。ブンデスリーガ全体でもフィールドプレーヤーの歴代最年長出場ランキングのトップ10入りを果たしている。試合の中でも見事にディフェンスラインを統率してバイエルンの攻撃陣を1点に抑え、1-1でのドローに貢献した。
堂安律(フライブルク)
vs アウクスブルク|先発出場(82分OUT)
積極的な姿勢を目立たせた堂安は30分、ミヒャエル・グレゴリッツの落としに反応してアシストを記録。その後も優位を保ったフライブルクが3-1で3試合ぶりの白星を飾っている。
原口元気(ウニオン・ベルリン)
vs ヘルタ|途中出場(89分IN)
原口は2-0で迎えた89分に途中出場して試合をクローズ。ウニオンは3連勝と好調を維持している。
吉田麻也、上月 壮一郎(シャルケ)
vs ケルン|吉田、上月:フル出場
前節、前々節で計9失点と特に守備面で厳しい状態となっていたシャルケだったが、ケルン戦はスコアレスドローで終了。吉田も堅実なプレーを披露して連敗を「3」で止めたものの、最下位から脱することはできていない。
スコティッシュ・プレミアシップ
古橋亨梧、前田大然、井手口陽介、旗手怜央、小林 友希、岩田 智輝(セルティック)
vs ダンディー・U|古橋:先発出場(82分OUT)、前田:途中出場(67分IN)、井手口:ベンチ外、旗手:先発出場(67分OUT)、小林、岩田:ベンチ外
古橋と旗手が先発し、前田が途中出場となった一戦。日本人選手に得点はなかったものの試合には2-0で完勝し、3連勝のセルティックは首位を快走している。
小田 裕太郎(ハーツ)
vs リヴィングストン|先発出場(46分OUT)
今冬にハーツに加入し、リヴィングストン戦で初先発を飾った小田だったが、試合は0-0で終了。ハーツは9戦無敗で3位につけている。
エールディヴィジ
斉藤光毅(ロッテルダム)
vs NEC|ベンチ外
菅原由勢(アルクマール)、前田直輝(ユトレヒト)
アルクマール|菅原:フル出場
ユトレヒト|前田:出場なし
名門で躍動を続ける菅原はこの日もフル出場。試合は序盤から互いに多くの得点を奪い合う派手な展開となり、最終的に5-5のドローで終了した。アルクマールは6戦無敗で首位と勝ち点差2の2位につけている。
ファン・ウェルメスケルケン際(カンブール)
vs シッタート|出場なし
日本人所属チームの試合結果
FAカップ
マンチェスター・C 1-0 アーセナル
ブライトン 2-1 リヴァプール
EFLチャンピオンシップ
コヴェントリー 2-0 ハダースフィールド
ラ・リーガ
レアル・マドリード 0-0 レアル・ソシエダ
リーグアン
マルセイユ 1-1 モナコ
PSG 1-1 スタッド・ランス
ストラスブール 1-2 トゥールーズ
ベルギーリーグ
セルクル・ブルッヘ 3-2 ヘント
ルーヴェン 1-1 シント=トロイデン
コルトレイク 2-2 オーステンデ
シャルルロワ 0-1 ユニオン
アンデルレヒト 0-0 アントワープ
ポルトガルリーグ
ボアヴィスタ 4-2 ポルティモネンセ
カーザ・ピア 2-1 サンタ・クララ
ブンデスリーガ
マインツ 5-2 ボーフム
ホッフェンハイム 1-4 ボルシアMG
ライプツィヒ 2-1 シュトゥットガルト
バイエルン・ミュンヘン 1-1 フランクフルト
フライブルク 3-1 アウクスブルク
ヘルタ 0-2 ウニオン・ベルリン
シャルケ 0-0 ケルン
スコティッシュ・プレミアシップ
ダンディー・U 0-2 セルティック
リヴィングストン 0-0 ハーツ
エールディヴィジ
NEC 1-1 ロッテルダム
アルクマール 5-5 ユトレヒト
カンブール 1-2 シッタート
関連記事
●【動画】ブライトン三笘薫、決勝点&リヴァプール撃破に「最高の瞬間」…指揮官と主将が活躍を絶賛
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。