レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督が、FWヴィニシウス・ジュニオールへのブーイングを非難している。『GOAL』が伝えている。
18日に行われたラ・リーガ第22節で、オサスナと敵地で対戦したレアル・マドリード。なかなか得点を奪えない時間が続いたが、78分にフェデ・バルベルデ、後半アディショナルタイムにマルコ・アセンシオがネットを揺らし、2-0で勝利。勝ち点を51に伸ばし、首位バルセロナとの差「8」を維持している。
そんなエスタディオ・エル・サダールで行われた一戦だったが、キックオフ前から物議を醸すことに。トルコ・シリア大地震の犠牲者を追悼するために黙祷が行われたが、その間にヴィニシウスに対する侮辱的な言葉が飛び交っていた。さらにブラジル代表FWは試合を通じてブーイングを浴び続けるなど、敵地で攻撃の対象になっている。
試合後、アンチェロッティ監督は黙祷中の罵声に苦言を呈しつつ、ヴィニシウスのパフォーマンスを称えている。
「オサスナは激しく戦うが、正しいプレーだったと思う。しかし黙祷の間に起きたことはヴィニだけでなく、トリコやシリアに対しても敬意を欠くものだ。ヴィニはいつものように素晴らしい活躍を見せた。身体能力は別格であり、違いを生み出しれくれたね」
なお、今季ヴィニシウスに対する相手サポーターの振る舞いは度々問題視されており、選手やクラブからは対応を求める声が相次いでいる。
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