インテルのCEOを務めるジュゼッペ・マロッタ氏は、ロメル・ルカクが6月にチェルシーに復帰することを明かした。
2021年夏にインテルから当時のクラブ史上最高額でチェルシーに復帰したルカク。しかし、イングランドのクラブで難しい時間を過ごした同選手は、わずか1年でイタリアのクラブに1シーズンの期限付きで復帰した。
ここまで負傷の影響などで公式戦18試合の出場にとどまるも5ゴールを記録するなど徐々に復調を見せるルカクは、インテルに残留する意思があることが以前に明かしていた。しかし、マロッタ氏はチャンピオンズリーグのポルト戦前にルカクがシーズン終了後にチェルシーに戻ることを明言した。
「ローン移籍は1シーズンの契約で、パフォーマンスにかかわらず6月30日にルカクはチェルシーに帰還する」
また、マロッタ氏はワールドカップによる中断期間があった今シーズンの影響をルカクが受けているとも語った。
「どれだけ異常なシーズンであるかを強調しなければならない。我々の問題は他クラブの問題でもあり、ワールドカップの影響があったと考えている。ルカクが良い例で、（マルセロ）ブロゾヴィッチですらいつも通りではない。両選手ともに負傷を抱え、彼らはまだ完全に回復していない。彼の強みであるプレーできるコンディションではない。この件に関して言えば、彼はトップフォームではなく、過去のシーズンで見てきたルカクではない」
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