国際サッカー連盟（FIFA）は14日、2026年ワールドカップのフォーマットを発表し、その中で1グループ4カ国制が維持されることが決まった。
アメリカ、メキシコ、カナダによる3カ国の共同開催となる2026年ワールドカップ。大会拡大を目指すFIFAはすでに、この大会から出場国数を従来の32カ国から48カ国に増やすことを決定し、これに伴いグループステージのフォーマットの変更が濃厚と考えられていた。
FIFAは当初、3カ国を16グループに分ける案を提案していたが、14日にルワンダで行われた理事会の中で2022年大会と同様に1グループ4カ国でグループステージを行うことを決定。これにより、出場国は4カ国の12グループに分けられ、上位2チームと各組3位のうちの上位8チームがラウンド32に進むことになる。
なお、この結果、大会を通した試合数は大幅に増加する。32カ国が出場した1998年から2022年まで64試合だったが、2026年大会では開幕戦から決勝戦まで計104試合が開催される。また、準決勝まで進んだ4チームは2022年大会よりも1試合多い8試合をプレーすることになる。
FIFAはワールドカップに向けたスケジュールも発表し、決勝戦の日程は2026年7月19日に決定。さらに、各クラブは5月25日までに選手を各国代表チームに送り出すことになり、準備期間と大会期間は合計56日になる模様。この日数は夏季開催だった2010年から2018年までと同数になるとFIFAは伝えている。
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