モロッコは、スペインとポルトガルとともに2030年ワールドカップの共同招致を目指すことを発表した。『ESPN』などが伝えた。
昨年末に2022年カタール・ワールドカップが終了したばかりだが、14日にはルワンダで開催されたFIFA総会により、参加国が48カ国が増加する2026年大会のフォーマットも決定。さらに現在、2030年大会の招致活動も行われており、ワールドカップは大きな注目を集め続けている。
そして14日のFIFA総会で、モロッコがスペイン・ポルトガルとともに共同招致を目指すことが発表された。モロッコ国王のムハンマド6世は、「サッカー史上前例のないこの共同立候補は、アフリカとヨーロッパ、地中海の北と南、アフリカ、アラブ、ユーロの世界を1つにする」とし、史上初の2大陸開催を目指すことを宣言している。
なお、スペイン・ポルトガルの招致には当初、ウクライナが参加すると発表されていた。しかしロシアの軍事侵攻が現在も続く中、大会までに復興が進むかは不透明に。そのため、モロッコが手を組むことになったようだ。カタール大会ではアフリカ勢史上初のベスト4入りを達成しており、2022 FIFAクラブワールドカップも開催。サッカーへの熱が高まる中、ワールドカップ招致を目指すことになる。
2030年ワールドカップ招致には、この他に南米団体(アルゼンチン、ウルグアイ、チリ、パラグアイ)、さらにエジプト、ギリシャ、サウジアラビアの3カ国団体が立候補している。開催地決定は2024年、第74回FIFA総会で予定されている。
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