ラツィオのマウリツィオ・サッリ監督は、フットボール界の将来を危惧した。
ヨーロッパのフットボールシーズンが佳境に入る中、3月の下旬にはインターナショナルブレイクが開催。各国代表チームに招集された選手たちは所属クラブから離れ、約10日の間にトレーニングキャンプと2試合の代表戦を行い、その後所属クラブに戻って先週末よりリーグ戦でプレーしている。
シーズン中の代表戦に関してはさまざまな意見が出る中、現在セリエA2位と好調のシーズンを送るラツィオのサッリ監督は、インターナショナルブレイクに対しての不満を口にした。
「別に代表チームを批判しているわけではない。私が批判しているのはこの狂ったカレンダーだ。試合増加の異常さについても耳にした。クオリティが変化してしまう。それに、負傷によりすべての代表チームの試合で5-6人の欠場者がいる。私の選手たちが代表チームに招集されなければ、彼らは休むことができるから私はハッピーだ」
「インターナショナルブレイクは狂っている。(ウルグアイ代表MFマティアス)ベシーノは2試合のフレンドリーマッチをプレーするためにイタリアから日本、韓国に行って、イタリアに戻ってきた。このような状況を長くは続けられないことは明白だ。これはもはやスポーツではなく、ビジネスだ。10年後に残っているものは何もない」
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