セルクル・ブルッヘの日本代表FW上田綺世がシント=トロイデン戦で2ゴール1アシストを記録して勝利に貢献した。
15日に行われたベルギーリーグ第33節でセルクル・ブルッヘはホームでシント=トロイデンと対戦した。上田はこの試合に1トップでスターティングメンバーに名を連ね、対するシント=トロイデンはシュミット・ダニエル、橋岡大樹、岡崎慎司、原大智が先発し、林大地はベンチスタートとなった。
先に試合を動かしたのはセルクル・ブルッヘ。41分にレオナルド・ロペスが獲得したPKのキッカーを上田が務めると、相手GKシュミットが守るゴール右隅にシュートを突き刺して先制ゴールを挙げた。なお、これが上田にとって2試合ぶりとなる今シーズン公式戦17ゴール目になる。
さらに、上田はその6分後にも追加点をマーク。ティボー・ソマーズからゴール手前でパスを受けた同選手は、冷静にゴール右隅にシュートを流し込んで再びネットを揺らした。これが今シーズン3度目の1試合2ゴールとなり、得点数を18ゴールに伸ばした。
後半に入ると、シント=トロイデンが反撃し、67分にジャンニ・ブルーノがPKから1点を返す。しかし84分、セルクル・ブルッヘに3点目が生まれる。敵陣中央でボールを保持する上田からのパスを受けたケヴィン・デンキーがシュートを放つと、ボールはゴール左隅に吸い込まれて試合を決定付け、これ以上試合は動かず終了のホイッスルを迎えた。
上田が全3ゴールに関与したセルクル・ブルッヘが3-1でシント=トロイデンを撃破。これで、セルクル・ブルッヘは8位シャルルロワと勝ち点47で並んで9位に浮上。一方、シント=トロイデンは勝ち点42から伸ばせず、ヨーロッパリーグプレーオフ出場権獲得を逃した。
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