ナポリのルチアーノ・スパレッティ監督は、33年ぶりのセリエA優勝が決まる可能性のあるサレルニターナ戦に向けて語った。
今シーズンの序盤から好調を維持し、セリエA首位を独走するナポリ。第31節を終えて勝ち点78ポイントまで伸ばし、2位以下に17ポイント差をつける。仮に30日のサレルニターナ戦に勝利し、同日の早い時間に開始される試合で2位ラツィオがインテル相手に勝ち点を落とせば、1989-90シーズン以来のスクデットが確定する。
セキュリティの関係上、当初は29日開催であったものの、30日に後ろ倒しされた本拠地スタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナでのサレルニターナ戦を前に、スパレッティ監督はプレスカンファレンスでコメントした。
「我々はここまでやってきたことを継続する必要がある。我々にコントロールできないことがあり、それに対応することになる。しかし、我々は今日（29日）プレーすることになっていた明日の試合に向けて準備することになる。我々はただピッチに立っていつも通りにプレーしたい」
「（日程変更は）何よりも我々が一番に考えるべきであるファンのためのものだ。常に彼らのために全力を出している献身的な選手たちによるグループを見ることを彼らは楽しんできたから、彼らのことを考えたい。彼らは我々にたくさんのことを示してきたし、このようなエキサイティングなシーズンの終わりを迎える我々にとって、彼らは本当に重要な存在だ」
また、スパレッティ監督はサレルニターナ戦の日程変更についても言及した。
「我々はスクデットを運命に委ねていたわけではない。我々の思いは人々を幸せにすることだ。日程が変わったことで週の計画を変更しなければならなかった。それでも、セキュリティ上の決定だから受け入れないといけない」
「しかし、我々のチームに何の変化も必要ない。トレーニングで彼らが示した思いを目にして、明日我々のフットボールをプレーできることを確信した。対戦するのは良いチームだから、これで十分な準備ができたかどうかは定かではない」
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