ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長は、ルチアーノ・スパレッティ監督との契約更新を望んでいる。
今季就任したスパレッティ監督の下、開幕から圧倒的な強さを見せたナポリ。チャンピオンズリーグではミラン相手に準々決勝で敗退したが、セリエAでは首位独走を続け、第33節ウディネーゼ戦(1-1)で勝ち点が80に到達。5試合を残して33年ぶりのスクデット獲得を決めている。
英雄ディエゴ・マラドーナ氏が活躍した1990年以来の快挙達成に、ナポリの街はお祭りムードに。各地で祝砲が挙がる中、デ・ラウレンティス会長はイタリア『Rai Sport』の番組に出演。チームを導いた指揮官への信頼を語り、契約更新を望んでいることを明かした。
「私が少なくとも10年間は追い求めてきたレジェンドだよ。コロナ禍の後でようやくナポリに連れてくることができたんだ。素晴らしいリーダーだし、彼とのサイクルを続けたいと思っている」
「契約更新の条項を行使した。あとは彼次第だね……ルチアーノは以前、『ナポリと恋に落ちた』と言っている。この場所で英雄になったわけだし、それを楽しんでくれて嬉しいよ」
なお、スパレッティ監督の現行契約は今季限りで満了に。以前には新たに2年契約締結の可能性が伝えられていたが、来季も指揮を執ることになるのだろうか。
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