ユヴェントスのアルゼンチン代表FWアンヘル・ディ・マリアは、注目の集まる自身の将来について語った。
昨夏にパリ・サンジェルマンからユヴェントスに加入したディ・マリア。ピッチに立てば大きなインパクトを残す同選手は、ここまで公式戦34試合で8ゴール7アシストを記録して、セリエA2位、ヨーロッパリーグ準決勝進出を果たしたチームの躍進に貢献する。
しかし、ユヴェントスとディ・マリアが昨夏に結んだ現行契約は今夏に満了を迎える予定で、依然として契約延長には至っていない。これを受け、シーズン終了後の将来が不透明とされており、トリノのクラブを離れ、母国アルゼンチンの古巣ロサリオ・セントラルに復帰する可能性も伝えられている。
将来に関してさまざまな噂が飛び交う中、ディ・マリアはヨーロッパリーグ準決勝ファーストレグのセビージャ戦を前にしたプレスカンファレンスで自身の去就について口を開いた。
「（来シーズンもユヴェントスでプレーするかの問いに）チャンピオンズリーグに行けるかどうかに関係なく僕の気持ちは何も変わっていない。ニュースが届いたけど、今シーズンに起きたすべてのこととともに僕たちはリーグでの集中力を維持しようとしているし、僕たちは2位で良いプレーをしているという気持ちでやっている。ピッチ上で勝ち点を取ることに専念しないといけない」
「将来について？首脳陣と話をしたけど、今はセビージャ戦のことだけを考えている」
また、ワールドカップやチャンピオンズリーグをはじめ数々のトロフィーを掲げてきたディ・マリアは、依然として手にしていないヨーロッパリーグ制覇への思いも口にした。
「ベンフィカで1度しかプレーしたことのないトロフィーで、僕に足りず、獲得することだけを考えているトロフィーだ。僕にとってすべてのトロフィーが大切なものだ」
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