元フランス代表GKウーゴ・ロリスは、今季限りでトッテナムを退団する可能性が高まっているようだ。
2012年にリヨンから加入し、トッテナムで公式戦450試合近く出場してきたロリス。フランス代表としても2018年に主将としてワールドカップを制し、2022年大会でも決勝進出に貢献するなど、長年トップレベルの守護神としてパフォーマンスを続けてきた。
しかし、今季は苦戦が続くトッテナムでパフォーマンスは安定せず。さらに4月23日のプレミアリーグ第32節ニューカッスル戦(1-6)の前半で太ももを負傷し、残り試合を欠場することに。そして、それがトッテナム最後の試合になった可能性があるようだ。
『レキップ』によると、ロリスは2022年のワールドカップの影響で精神的に疲弊しているという。決勝ではアルゼンチン代表にPK戦の末に敗れていたが、当時のトッテナム指揮官アントニオ・コンテは決勝からわずか6日後には練習復帰を要請したようだ。この影響もあり、引退するつもりはないが、クラブを変えるという考えが決定的になったと伝えられている。
そしてトッテナム側も、現在より若い守護神を探しており、2024年まで契約を残すロリスが選択肢を健闘することを許可するようだ。
なおロリスには、サウジアラビアのクラブから高額なオファーが届いている模様。その他、MLSやヨーロッパの別のクラブでの挑戦、さらに11年ぶりにリーグアンへ復帰する可能性もあるという。36歳GKの決断に注目が集まっている。
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