コッパ・イタリア決勝が現地時間5月24日に行われた。
決勝の総評
今大会の準決勝でクレモネーゼを破ったフィオレンティーナと、ユヴェントスを撃破して2季連続のファイナルに進出したインテルが相まみえた。
2000-01シーズン以来7度目の優勝を狙うフィオレンティーナが、立ち上がりに王者の出鼻を挫く。3分、ボックス左角からジョナタン・イコネが折り返しのボールを入れると、ファーサイドに走り込んだニコラス・ゴンサレスがダイレクトで合わせ、先制点をもたらす。
ビハインドを背負ったインテルはエディン・ジェコを中心にシュートに持ち込んでいく中、29分に同点弾。マルセロ・ブロゾビッチのスルーパスからゴールエリア右に抜け出したラウタロ・マルティネスがダイレクトシュートを流し込み、1-1のタイスコアとした。
これで勢いに乗ったインテルは、続く37分に逆転に成功。ルーズボールを拾ったニコラ・バレッラがボックス右角からクロスを入れると、これに合わせた正面のラウタロ・マルティネスがボレーシュートでネットを揺らし、エースのドッピエッタでインテルが試合をひっくり返す。
迎えた後半は一進一退の攻防に。フィオレンティーナは79分に縦パスを受けてボックス内で仕掛けたルカ・ヨビッチが決定機を迎えるが、インテルのGKサミール・ハンダノビッチがファインセーブで同点弾を許さない。
その後も終盤にかけて猛攻に出たフィオレンティーナだったが、インテルもGKハンダノヴィッチを中心に最後まで守り切ることに成功。2-1で勝利したインテルが2年連続9度目のコッパ・イタリア優勝を決めた。
決勝の結果
フィオレンティーナ 1-2 イタリア
【得点者】フィ:ゴンサレス(3分) イ:マルティネス(29分、37分)
関連記事
●36歳ジルーがセリエA歴代3位のハット達成もミランの補強ポイントに?伊解説陣はブライムの得点シーンを絶賛!「まるでグアルディオラのシティのよう」
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。