ユヴェントスのアルゼンチン代表FWアンヘル・ディ・マリアは、わずか1年で退団することを発表した。
昨夏にパリ・サンジェルマンからフリートランスファーでユヴェントスに加入したディ・マリア。開幕戦での好パフォーマンスにより高まった期待になかなか応えられなかった同選手は、公式戦40試合で8ゴール7アシストを記録してヨーロッパリーグ準決勝進出などに貢献した。
しかし、ユヴェントスは財務違反により勝ち点10を剥奪され、この影響でセリエA7位で今シーズンを終える。来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を逃したことで主力の去就に注目が集まる中、ディ・マリアは6日に自身のインスタグラムで退団することを発表した。
「これは難しく複雑な時間の終わだ。実現しなかったけど、クラブがタイトルを勝ち取り続けるために全力を出したという安心感とともにここから離れる。何も成し遂げられなかったという後味の悪さもあるけど、素晴らしいドレッシングルームで多くの友人と出会えたという幸せとともにここから離れる」
「初日から示したくれた愛情に対してすべてのチームメイトに感謝しているし、いつも我が家のように感じていた。毎日愛情を示してくれたすべてのユヴェンティーノに大きな挨拶を送る。大きなハグを。君たちはこれからも僕の心の中に居続ける」
なお、現段階でディ・マリアの去就は不透明なまま。以前には母国アルゼンチンのロサリオ・セントラルに復帰する可能性も浮上していたが、先日に移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏は古巣のベンフィカが同選手の再獲得に興味を示すと伝えていた。
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