ルートン・タウンがチャンピオンシップのプレーオフ決勝を制して初のプレミアリーグ昇格を決めた。
28日に聖地ウェンブリー・スタジアムで行われた昇格プレーオフ決勝。レギュラーシーズンを3位で終えたルートンと同5位のコベントリー・シティが来シーズンのプレミアリーグ昇格権を懸けて対戦した。
昨シーズンのプレーオフで準決勝で涙をのんだルートンは、悲願のプレミアリーグ昇格に向けて序盤からペースを握る。そして23分、イライジャ・アデバヨのアシストからジョーダン・クラークが豪快にネットを揺らしてリードを奪う。その後、ルートンはさらに攻勢を強めるが、追加点はなく1-0で前半を終える。
後半に入ると、コベントリーが息を吹き返す。そして、迎えた66分にヴィクトル・ギェケレシュのパスをペナルティエリア手前で受けたグスタボ・ハメルが直接ゴール右隅に流し込んでコベントリーが同点に追いつく。
90分間で決着のつかなかった一戦は、延長戦に突入。延長後半の終盤にはルートンが勝ち越したかに思われたが、ゴールは認められず、勝敗の行方はPK戦へ。ルートンとコベントリーの5人全員が成功して迎えた6人目、ルートンが成功した一方で、コベントリーのファンカティ・ダボが失敗。この結果、ルートンの昇格プレーオフ優勝が決まった。
ルートンにとって、これが1991-92シーズンに当時のイングランド1部ディビジョン1から降格して以来となる実に31年ぶりの1部復帰。プレミアリーグは1992-93シーズンに創設されたため、同クラブにとってこれが初のプレミアリーグ昇格となる。
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