週末に開催された日本人選手が所属する海外サッカーの結果を振り返る。
上田が強烈ボレー!
プレミアリーグ
冨安健洋(アーセナル)
vs ウォルヴァーハンプトン|ベンチ外
三笘薫(ブライトン)
vs アストンヴィラ|途中出場(65分IN)
7試合ぶりのベンチスタートとなった三笘は1-2のビハインドで迎えた65分から途中出場。積極的な仕掛けで打開を図ったものの得点には繋がらず、チームは敗戦を喫した。三笘は7得点5アシストの成績で今季を終えている。
ラ・リーガ
久保建英(レアル・ソシエダ)
vs アトレティコ・マドリード|先発出場(71分OUT)
先発起用された久保だが、アトレティコの要警戒対象として徹底マークを受けて得点に関与することはできず。チームは1-2で敗れたものの最終節を残してUEFAチャンピオンズリーグ(UCL)出場権を手にしている。
リーグアン
南野拓実(モナコ)
vs レンヌ|出場なし
伊東純也(スタッド・ランス)
vs リヨン|先発出場(90+2分OUT)
最終盤までプレーした伊東だったが、決定的な役割は果たすことができずに0-3で完敗。チームは3試合未勝利となっている。
川島永嗣、鈴木唯人(ストラスブール)
vs PSG|川島:ベンチ外、鈴木:出場なし
オナイウ阿道(トゥールーズ)
vs オセール|途中出場(83分OUT)
トゥールーズは1-1で迎えた83分に攻撃の切り札としてオナイウを送り出したが、スコアは動かずにドローで終了。チームは5戦未勝利かつ4戦連続ドローとしている。
ベルギーリーグ
上田綺世(セルクル・ブルッヘ)
vs リエージュ|フル出場
上田を先発させた序盤から得点を重ねて64分までに3点をリード。そして後半ATのFKの場面で上田が強烈なボレーシュートを叩き込んで今季リーグ戦得点数を「22」に伸ばした。チームは4-0で勝利してプレーオフ2の2位に浮上したうえ、上田は個人として得点ランキングでトップと2点差の2位につけている。
三好康児(アントワープ)、町田浩樹(ユニオン・サン・ジロワーズ)
アントワープ|三好:ベンチ外
ユニオン|町田:ベンチ外
松尾佑介(ウェステルロー)
vs ヘント|先発出場(88分OUT)
松尾を4試合連続で先発させたウェステルローだったが、0-4で完敗。プレーオフ2の最下位に沈んでいる。
ポルトガル・リーグ
藤本寛也(ジウ・ヴィセンテ)、邦本宜裕、相馬勇紀(カーザ・ピア)
ジウ・ヴィセンテ|藤本:先発出場(83分OUT)
カーザ・ピア|相馬:先発出場(71分OUT)、邦本:途中出場(80分IN)
藤本と相馬がそれぞれ先発した一戦では、多くボールに触れてチームの攻撃をけん引していた藤本が63分にアーリークロスで味方のシュートを引き出す。そのこぼれ球から先制点が生まれた。一方の相馬は67分にタックルを試みた際にスパイクの裏を相手に当ててしまったとして、VARオンフィールドレビューの末にレッドカードで退場に。ビハインドかつ数的不利のカーザ・ピアは終盤に邦本を投入したものの及ばず、試合はジウ・ヴィセンテが1-0で制している。
小川諒也(ギマランイス)
vs ポルト|ベンチ外
中村航輔(ポルティモネンセ)
vs アロウカ|フル出場
最終節でも中村を守護神に据えたポルティモネンセは0-2で敗れて3連敗。既に残留を決めていたが15位でシーズンを終えている。
小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)、田川亨介、三竿 健斗(サンタ・クララ)
ベンフィカ|小久保:ベンチ外
サンタ・クララ|田川:出場なし、三竿:途中出場(46分IN)
サンタ・クララでは三竿が4試合連続の途中出場となったが0-3で完敗。チームの降格が決まっている中、ベンフィカに目の前でリーグ優勝を決められた。
守田英正(スポルティング)
vs ヴィゼラ|フル出場
守田が2戦連続先発となったスポルティングは2-1で逆転勝利を飾って今季を終了。UEFAヨーロッパリーグ(UEL)出場圏の4位でフィニッシュしている。
渡井理己(ボアヴィスタ)
vs シャヴェス|途中出場(72分OUT)
ボアヴィスタでは渡井が2戦連続途中出場。相手に3名の退場者が出る中で、4-1の快勝を飾った。5戦ぶりの白星により9位浮上と、一桁順位でリーグ戦を終えている。
ブンデスリーガ
浅野拓磨(ボーフム)
vs レヴァークーゼン|先発出場(80分OUT)
残留が懸かった最終節、浅野が大仕事をやってのけた。早々の8分に相手の退場で数的優位を得ると、19分に浅野が右サイドから高精度のクロスを供給。フィリップ・フェルスターのボレーシュートが決まって先制アシストとする。さらに34分にはCKから浅野自身がボレーシュートを突き刺してリードを広げると、終盤にも得点が生まれて3-0で勝利。ボーフムは入れ替えプレーオフ圏の16位シュトゥットガルトと勝ち点差2で残留を決めている。
板倉滉(ボルシアMG)
vs アウクスブルク|フル出場
板倉をフル出場させたボルシアMGは前半ATに相手から退場者が出たこともあって2-0で完封勝利。10位でシーズンを終えた。
遠藤航、伊藤洋輝、原口元気(シュトゥットガルト)
vs ホッフェンハイム|遠藤、伊藤:フル出場、原口:出場なし
主力の遠藤と伊藤が最終節でもフル出場。しかし、シュトゥットガルトは1-1で引き分けて16位フィニッシュとなり、ハンブルガーSVとの入れ替えPOに臨むこととなった。
長谷部誠、鎌田大地(フランクフルト)、堂安律(フライブルク)
フランクフルト|長谷部:先発出場(71分OUT)、鎌田:フル出場
フライブルク|フル出場
フランクフルトでは長谷部と鎌田、フライブルクでは堂安がいずれも先発起用。互いにチャンスを作っていく中でフランクフルトが2-1で試合を制し、7位でフィニッシュ。フライブルク、5位で終えてUEL出場権を手にしている。
吉田麻也、上月 壮一郎(シャルケ)
vs ライプツィヒ|吉田:出場なし、上月:ベンチ外
スコティッシュ・プレミアシップ
古橋亨梧、前田大然、旗手怜央、小林 友希、岩田 智輝(セルティック)
vs アバディーン|古橋:先発出場(50分OUT)、前田、小林:ベンチ外、旗手:先発出場(79分OUT)、岩田:フル出場
最終節で古橋、旗手、岩田を先発起用したセルティック。エースとしてけん引してきた古橋は27分に左足で強烈なシュートを突き刺すと、32分にもこぼれ球を押し込んで加点。既にリーグ制覇を決めていたセルティックは5-0の快勝を飾って勝ち点を「99」に伸ばし、古橋個人としても27得点で得点王に輝いた。また、同選手はリーグ年間最優秀選手賞とスコットランドプロサッカー選手協会(SPFA)の年間最優秀選手賞、セルティックのファンが選ぶクラブの最優秀選手賞を受賞して個人賞4冠を達成している。
小田裕太郎(ハーツ)
vs ハイバーニアン|先発出場(77分OUT)
6戦連続先発となった小田は開始早々の6分、右CKが跳ね返されたところでボックス手前から左足を振り抜いて先制点を奪取。小田に移籍後初ゴールが生まれたハーツは、29分にアレックス・コクランが一発退場となったうえ、そのファウルによるFKを直接沈められて追いつかれたものの1-1で耐え切って試合を終える。この結果、4位フィニッシュでヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)出場権を手にした。
檀崎竜孔(マザーウェル)
vs ダンディー・U|ベンチ外
エールディヴィジ
斉藤光毅(ロッテルダム)
vs フローニンゲン|途中出場(46分OUT)
1-0で迎えた後半から途中出場した斉藤は58分、ドリブルでボックス内に侵攻して右足で追加点をマークし、3戦連発となる今季7点目。チームも5-0で快勝し、6位でプレーオフに進出した。
菅原由勢(アルクマール)
vs PSV|フル出場
菅原をフル出場させたアルクマールだが、PSVとの上位対決には1-2で敗戦。3位アヤックスに追いつくことはできなかったが、4位でECL出場権を獲得している。
ファン・ウェルメスケルケン際(カンブール)
vs RKCワールワイク|出場なし
前田直輝(ユトレヒト)
vs エメン|途中出場(77分IN)
後半序盤までに2点ずつを奪い合ったが、63分に退場者を出したユトレヒト。嫌な流れの中でも同点を維持すると、77分に前田を送り出す。すると直後にニック・フィールヘフェルの決勝点が生まれ、ユトレヒトは3-2で競り勝った。チームは7位でシーズンを終えている。
日本人が出場した試合の結果
プレミアリーグ
アーセナル 5-0 ウォルヴァーハンプトン
アストンヴィラ 2-1 ブライトン
ラ・リーガ
アトレティコ・マドリード 2-1 レアル・ソシエダ
リーグアン
レンヌ 2-0 モナコ
リヨン 3-0 スタッド・ランス
ストラスブール 1-1 PSG
トゥールーズ 1-1 オセール
ベルギーリーグ
リエージュ 0-4 セルクル・ブルッヘ
アントワープ 1-1 ユニオン
ウェステルロー 1-3 ヘント
ポルトガルリーグ
ジウ・ヴィセンテ 1-0 カーザ・ピア
ポルト 3-0 ギマランイス
ポルティモネンセ 0-2 アロウカ
ベンフィカ 3-0 サンタ・クララ
ヴィゼラ 1-2 スポルティング
シャヴェス 1-4 ボアヴィスタ
ブンデスリーガ
ボーフム 3-0 レヴァークーゼン
ボルシアMG 2-0 アウクスブルク
シュトゥットガルト 1-1 ホッフェンハイム
フランクフルト 2-1 フライブルク
ライプツィヒ 4-2 シャルケ
スコティッシュ・プレミアシップ
セルティック 5-0 アバディーン
ハーツ 1-1 ハイバーニアン
マザーウェル 3-2 ダンディー・U
エールディヴィジ
フローニンゲン 0-5 ロッテルダム
アルクマール 1-2 PSV
カンブール 4-0 RKCワールワイク
ユトレヒト 3-2 エメン
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