レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督は、退団するカリム・ベンゼマについて語った。
日本時間5日に行われたラ・リーガ最終節アスレティック・ビルバオ戦を前に、レアル・マドリーは2009年から在籍した主将ベンゼマの退団を発表。クラブでのラストゲームとなった1-1で終わったこの一戦で、ベンゼマはPKから同点弾を挙げて14年間を過ごしたサンティアゴ・ベルナベウに別れを告げた。
途中交代の際に観客からスタンディングオベーションを送られたベンゼマについてアンチェロッティ監督は試合後に「私は世界最高選手の1人を指導した。フォワードとしてだけではなく、完成されたフットボーラーとしてのだ。彼は最高の人間であり、寛大で、謙虚で、真面目だ」と話し、同選手の退団の決断についての思いを続けた。
「我々が喜べるものではないが、彼を尊重しないといけない。彼には決断するために権利がある。彼は伝説的で忘れられないことをやった。サプライズだったが、これも世代交代の一部だ。我々にはこれからやることについて考えるための時間がある。私は今朝、彼と話をして、彼は私にここから離れると言ってきた。彼の功績に対して私は彼に敬意を示した」
レアル・マドリーから退団するベンゼマは、サウジアラビアのアル・イテハドに新天地を求めることが予想されている。
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