レアル・マドリーは現地時間19日、エスパニョールからスペイン代表FWホセルの獲得を発表した。
今夏に長年にわたって活躍した主将カリム・ベンゼマが退団したレアル・マドリー。これを受け、新シーズンに向けて新ストライカーの獲得が必要となった同クラブは、先日からハリー・ケインやキリアン・エンバペへの興味が報じられると同時にエスパニョールで活躍するホセルの獲得に迫ると伝えられてきた。
そして19日、レアル・マドリーはエスパニョールからホセルを獲得したことを発表。公式ウェブサイトで「レアル・マドリーとエスパニョールは、来シーズンこのクラブでプレーするホセルのシーズン終了後の買取オプションが付帯するローン移籍で合意に達した」と伝えた。
レアル・マドリーにより移籍の詳細は公表されていないが、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、期限付き移籍金は50万ユーロ(約7800万円)に上り、買取オプションを行使する際には150万ユーロ(約2億3300万円)が支払われるようだ。
レアル・マドリーのカスティージャに所属し、2011年にファーストチームデビューを飾ったホセル。翌年にはホッフェンハイムに加入し、ドイツやイングランド、スペインのクラブでプレーして、昨夏にアラベスからエスパニョールに移籍した。今シーズン、チームは2部に降格したものの、同選手は公式戦38試合で17ゴール4アシストを記録する活躍を残した。
さらに、ホセルは3月にデビューを飾ったスペイン代表としてもUEFAネーションズリーグで大活躍。準決勝イタリア戦では決勝点をマークして2-1の勝利に導き、PK戦までもつれ込んだ決勝のクロアチア戦では一番手のキッカーを務めて初優勝に貢献した。
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