インテルは、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコの退団を発表した。
2021年夏にインテルに加入したジェコは、在籍した2シーズンで公式戦101試合に出場して31ゴールをマークし、2度のコッパ・イタリア制覇と2度のイタリア・スーパーカップ制覇を成し遂げる。今シーズンも主力として公式戦14ゴールを挙げて13年ぶりのチャンピオンズリーグ決勝進出に貢献した。
しかし、インテルとジェコが結ぶ現行契約は今夏に満了を迎えるが、選手がクラブ側の提示した契約延長オファーに納得せず、退団を選んだと報じられていた。
そして22日、インテルはジェコの退団を発表。公式ウェブサイトの中で「ジェコはインテルに別れを告げる。今までありがとう、エディン!」と題して、退団する同選手についてつづった。
「品格、気品、経験。エディン・ジェコはネラッズーリのシャツを着た2年間でインテルのためにこれ以上のものを体現した。通算101試合で31ゴールを記録して、いくつかのものはネラッズーリのファンが生涯忘れられないものになった。ジェコは4つのトロフィーを勝ち取り、これらはボスニア人のパフォーマンスのおかげでもあった。すべてのインテルファミリーからエディンに別れと感謝を送る」
同日、トルコの名門フェネルバフチェはジェコの獲得を発表。双方は2年契約を結び、同選手は新天地でも9番のユニフォームを着用する。
フェネルバフチェ加入の決まったジェコは「最高の気分だ。以前からフェネルバフチェが偉大なクラブであると知っていた。ここに来てすぐに、僕の選択が間違いではなかったと実感した。ピッチに立つことを楽しみにしている。フェネルバフチェの素晴らしい家族の一員になれてうれしいし、誇りに感じている。すべての試合、すべてのトレーニングで全力を尽くすとファンに伝えないといけない」とコメントした。
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