マルセイユは、スペイン人指揮官マルセリーノ監督の就任を発表した。
リーグアンで3位フィニッシュを飾り、チャンピオンズリーグでは久しぶりの白星を挙げるなど上々のシーズンを過ごしたマルセイユ。しかし、チームをこの躍進に導いたイゴール・トゥドール監督がシーズン終了後にわずか1年で退任した。
チャンピオンズリーグ予選プレーオフを8月上旬に控えるなど新シーズン序盤から重要な試合に臨まなければならないマルセイユは、現地時間23日に新指揮官としてマルセリーノ監督を招聘したことを発表。双方は2025年夏までの2年契約を結ぶ。
スポーティングディレクターのハビエル・リバルタ氏は、新指揮官就任について「マルセリーノの就任はクラブのプロジェクトに継続性を与えるという願いにマッチしたものだ。複数の話し合いの中で考えを共有してきた。彼の専門性や人間性は私たちの要求にマッチしている。彼の経験はチームを強化する上で相当な財産になるだろう」とコメント。
マルセリーノ監督は「私を信頼してくれたマルセイユに感謝したい。チームやプロジェクトに関する我々の話し合いは決断を下す上で励みになるものだった。スタッフとともに我々はこのプロジェクトを確信した。このミッションが意味する責任感を理解している」と公式ウェブサイトで語った。
これまでのコーチングキャリアの中でセビージャやビジャレアル、バレンシアとスペインの名門を指揮したマルセリーノ監督。2021年からアトレティック・クルブを率いてスペイン・スーパーカップ制覇を成し遂げていたが、昨夏に退任して1年間にわたって無所属の状態が続いていた。
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