イタリア代表のロベルト・マンチーニ監督は、サンドロ・トナーリのニューカッスル移籍について言及した。
昨季のセリエA優勝や今季のチャンピオンズリーグ準決勝進出など、ミランの中心選手として近年の成功を支えるトナーリ。しかし、移籍金7000万ユーロでのニューカッスル移籍が迫っており、すでに個人条件も合意しているため、今後数日以内に正式決定する可能性が複数メディアで伝えられている。
そんな23歳イタリア代表について、マンチーニ監督が言及。イタリア『スカイ』に対し、自身の見解を示した。
「トナーリのような若く優秀な選手がイタリアを離れるのは、少し残念だね。何らかの問題があるということだ」
「でもトナーリにとって、技術的なレベルでプレミアリーグは非常に有益であり、彼自身にとってそれは良いことでもあるね」
なおイタリア『GIFN』は、マンチーニ監督の発言は「セリエAクラブが直面する経済的な問題に言及している」とし、「ビッグチームが巨額の資金を提示すると、イタリアのクラブはほぼ確実に売却を余儀なくされる。今回の場合、トナーリ自身は移籍を望まなかったが、上層部は移籍を進めた」と指摘している。
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