レアル・マドリーのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールが新契約締結に近づいている。スペイン『Cadena SER』が伝えた。
2018年に世界的な名門であるレアル・マドリーに加入したヴィニシウスは、現在チームに不可欠な選手にまで成長。昨シーズンのラ・リーガ優勝とチャンピオンズリーグ制覇に貢献し、今シーズンも公式戦55試合で23ゴール21アシストの堂々たるスタッツを残した。
今夏にカリム・ベンゼマが退団したことで、新シーズンからチームの攻撃陣を牽引する活躍が期待されるヴィニシウスだが、現行契約は2024年夏に満了を迎えるため、間もなく契約最終年に突入する。プレミアリーグ勢からの関心も報じられているが、レアル・マドリーと同選手は1月から新契約締結に向けて話し合いを進めてきた。
そして『Cadena SER』が伝えたところによると、レアル・マドリーとヴィニシウスは今週か来週のはじめに5年間の新契約を締結する見込みだ。また、この契約の詳細も伝えられており、契約解除金は10億ユーロ(約1560億円)に上り、在籍時にバロンドールを受賞すれば高額なボーナスが支払われる。さらに、チーム最高給取りの選手になるとも予想されている。
また、同メディアによると、レアル・マドリーはキリアン・エンバペへの関心が伝えられる今、ヴィニシウスをより大切に扱いたいと考えている様子。仮にフランス代表FWの獲得に成功したとしても、ヴィニシウスに2番手と感じさせないように同選手のことを最優先に考えていると伝えられている。
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