レアル・マドリードは、パリ・サンジェルマン(PSG)FWキリアン・エンバペの今夏獲得を考えていないようだ。スペイン『マルカ』が報じた。
PSGとの現行契約が2024年夏までとなっているエンバペ。クラブの顔として2022-23シーズンも公式戦43試合41ゴール10アシストと圧倒的な成績を残したが、1年間の契約延長オプションは行使しなかったことが伝えられている。
また、クラブ側もその意思表示を受けて2023年夏の売却に踏み切る考えを抱いているとされ、新天地候補としてレアル・マドリードの名前が浮上。かねてより関心を抱いていると報じられていたが、FWカリム・ベンゼマらが退団したことを受け、動向により注目が集まっている。
そういった報道が渦巻く中でサポーターからの期待も聞こえるが、『マルカ』によればレアル・マドリード首脳陣はそういった待望論が沸いたとしても、獲得に動く気はないという。カルロ・アンチェロッティ監督もその方針を把握しているようだ。
とはいえ、スペインクラブはエンバペが他クラブと交渉可能となる2024年1月から検討に入るとのこと。2023年夏のタイミングであれば移籍金2億ユーロに加えてボーナスが必要と見込まれているが、レアル・マドリード首脳陣はそういった巨額の投資にも疑問を抱いているとされる。
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