サンプドリアは現地時間27日、イタリア人指揮官アンドレア・ピルロ監督の就任を発表した。
2012年の昇格以降、11シーズンにわたってセリエAでの戦いを続けてきたサンプドリア。日本代表DF吉田麻也が昨夏まで在籍したクラブは今シーズン、序盤から厳しい戦いを強いられて、昨年10月にデヤン・スタンコヴィッチ監督を招聘したが、最後までチームを立て直せず、最下位でセリエBへの降格が決まった。
これを受け、サンプドリアはスタンコヴィッチ監督を解任し、1年でのセリエA復帰を懸けた戦いに向けて新指揮官探しに着手。そして、元ユヴェントスのピルロ監督にチームを託すことを決め、双方は2025年夏までの2年契約を結んだ。
現役時代にミランやユヴェントス、イタリア代表で活躍し、チャンピオンズリーグ制覇やワールドカップ優勝を成し遂げたピルロ監督は、2017年に引退してコーチングキャリアを開始した。
2020年に古巣ユヴェントスのユースチームのコーチに就任すると、直後にマウリツィオ・サッリ監督の後任としてファーストチーム指揮官に就任。しかし、チームは期待に応えるだけの結果を残せず、わずか1年で解任された。その後、トルコのファティ・カラギュムリュクを率いるが、今年5月末に契約が解消され、フリーの状態だった。
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