セルティック(昨季成績:1位 勝点99 | 32勝3分け3敗 | 114得点34失点)
昨季は国内三冠を達成するなど、最高のシーズンとなったセルティック。しかし今夏、2シーズン連続でリーグ優勝をもたらしたアンジェ・ポステコグルー監督がトッテナムへと引き抜かれると、2016年からの3年間で2度のリーグ制覇を達成したブレンダン・ロジャース監督が復帰することに。新体制で三連覇を目指すことになる。
すでにプレシーズンは半分以上の日程を経過しており、日本ツアーでは横浜F・マリノスとは撃ち合いの末に4-6と敗れたが、ガンバ大阪には終盤のゴールで1-0と勝利。まだ調整段階ではあるが、新体制での変化の片鱗は感じさせている。そしてアイルランドへと到着し、プレミアリーグのクラブとの一戦に挑む。8月5日の開幕戦まで残されているのは2試合のみと、今回の一戦は新シーズンを占う非常に重要なものとなるだろう。結果のもさることながら、攻守におけるチームの確認を徹底したい。
注目選手:古橋亨梧
昨季公式戦34ゴールを奪い、リーグMVPにも輝いた古橋。しかし日本ツアー2試合では出場時間の影響もあってかゴールがなく、横浜FM戦後には「何もできなかった」と悔しさを吐露している。ロジャース監督のコメントからも、新シーズンも引き続きエースとしての活躍が期待されているからこそ、ウルブズ戦はゴールという結果を残し、シーズン開幕へ弾みをつけたいところだ。
ウォルヴァーハンプトン(昨季成績:13位 勝点41 | 11勝8分け19敗 | 31得点58失点)
昨季序盤戦は大きく苦しみ降格も心配されたが、昨年12月に就任したロペテギ監督の下で持ち直し、最終的に13位で終えたウォルヴァーハンプトン。新シーズンはより上位進出が望まれているが、近年のチームを支えてきたルヴェン・ネヴェス、ラウール・ヒメネス、ジョアン・モウティーニョ、アダマ・トラオレらが相次いで退団することに。ここまで大補強も順調とは言えないまま、プレシーズンを戦っている。
それでもポルトガルへの遠征では、ヴィトーリアSCに2-1、ポルトに1-0と連勝とまずまずな仕上がりを見せている。特にポルト戦では、ネトやマテウス・ヌニェスといった新たな主役たちがゴールに絡んでおり、14日に迫るマンチェスター・ユナイテッドとの開幕戦に向けてさらにチームの練度を高めていきたい。
注目選手:マテウス・クーニャ
昨年1月にアトレティコ・マドリードからレンタルの形で加わったが、プレミアリーグ17試合で2ゴールにとどまったクーニャ。今夏には5000万ユーロと伝えられる移籍金で完全移籍が決まったが、ロペテギ監督の下で実力を証明しなければいけない選手の1人だ。彼がエースとしての立ち位置を築けなければ、昨季悩まされた得点力不足の問題は解消できないだろう。プレシーズンとはいえ、結果が必要になりそうだ。
放送・配信予定
- 配信:DAZN
- キックオフ:2023年7月29日(土)日本時間22:00
- 会場:アビバ・スタジアム
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