セルクル・ブルッヘの日本代表FW上田綺世が31日のベルギーリーグ開幕節を欠場し、フェイエノールト移籍が近づいているようだ。
昨夏に鹿島アントラーズからセルクル・ブルッヘに加入した上田は、チームのエースストライカーとして大活躍。ベルギーリーグで22ゴールを挙げてチームをヨーロッパプレーオフ出場圏に導くなど、最後までリーグ得点王争いを繰り広げていた。
この活躍を受け、今夏の移籍市場で上田には早くもステップアップの可能性が浮上。さまざまなクラブが新天地の候補に挙がる中、オランダ王者フェイエノールトからの強い関心が届いている。同クラブは先週に昨シーズン15ゴールのダニーロをレンジャーズに売却。アルネ・スロット監督率いるチームのセンターフォワードは、昨シーズンにブレイクしたサンティアゴ・ヒメネスしかおらず、補強が急務と考えられている。
すでに、セルクル・ブルッヘとフェイエノールトは上田の移籍に向けて交渉を開始。先日には最大1000万ユーロ(約16億円)で合意に至ったと報じられていた。
そして、31日のセルクル・ブルッヘが0-1で敗れた敵地でのアントワープ戦に上田は出場せず。遠征には帯同したと伝えられているが、この試合ではベンチ入りすらしておらず、オランダ『Algemeen Dagblad』によると、同選手のフェイエノールト移籍はほとんど成立した状況のようだ。
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