プレシーズンマッチのリヴァプール対バイエルンが2日にシンガポール・ナショナルスタジアムで開催され、3-4でバイエルンが勝利した。
今夏にシンガポール遠征を行っているリヴァプールとバイエルンが相まみえた。新加入のアレクシス・マクアリスターとドミニク・ショボスライを中盤に起用したリヴァプールはコーディ・ガクポ、モハメド・サラー、ディオゴ・ジョタの3トップを採用。一方のバイエルンは主将のヨズア・キミッヒのほか、ジャマル・ムシアラやセルジュ・ニャブリらがスタートからピッチに立った。
試合は序盤にリヴァプールが動かす。2分、ジョタとのワンツーでゴール前へ抜け出したガクポがGKヤン・ゾマーの牙城を崩し、早々に先制点をもたらす。リヴァプールは続く28分にも、アンドリュー・ロバートンのCKに合わせたフィルジル・ファン・ダイクがヘディングシュートを突き刺し、リードを2点に広げる。
一方のバイエルンは33分に反撃弾。キム・ミンジェの鋭いフィードに反応したニャブリがボックス左で仕掛けてそのままシュートを沈め、1点差に詰め寄る。さらに43分にもニャブリのアシストからリロイ・ザネがネットを揺らし、同点としてハーフタイムを迎える。
複数選手を入れ替えた後半、リヴァプールは途中出場のルイス・ディアスが66分にサラーのパスを受けてシュートを決めて、スコアを3-2とする。
しかし、終盤にかけて再びギアを上げたバイエルンは80分にセットプレーの流れからヨシプ・スタニシッチが決めて再び同点に。さらにアディショナルタイムにはボックス左から20歳のフランス・クレツィヒが豪快なシュートを突き刺して決勝弾をマーク。4-3でバイエルンが打ち合いを制した。
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