パルマの元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンは、現役から引退したことを発表した。
パルマの下部組織出身のブッフォンは、1995年の17歳の時にファーストチームデビュー。UEFAカップ制覇などを成し遂げた後、2001年に15年以上守られてきた当時のクラブ最高額でユヴェントスにステップアップした。
ユヴェントスではすぐさま正守護神となったブッフォンは、スキャンダルによるセリエB降格の憂き目を経験しながらも、合計19シーズンにわたって10度のセリエA優勝など数々のタイトルに恵まれる。チャンピオンズリーグこそ獲得はできなかったが、3度ファイナルのピッチに立ち、長年にわたって世界最高のゴールキーパーの1人として君臨し続けてきた。
イタリア代表史上最多となる176キャップを誇り、2006年のワールドカップ優勝にも輝いたブッフォンは、2021年に20年ぶりにパルマに復帰。45歳になった昨シーズンもキャプテンとして公式戦19試合に出場してチームのセリエA昇格プレーオフ進出に貢献していた。
パルマと2024年夏までの契約を残すブッフォンだが、昨シーズン終了後からその将来は不透明に。サウジアラビア移籍の可能性も浮上した同選手は、この度現役から退くことを決断した。
ブッフォンは2日、自身のツイッターに現役時代をまとめた動画とともに「みんな、これで終わりだ。君たちは僕にすべてを与え、僕も君たちにすべてを与えた。僕たちは一緒にやってきた」と投稿した。
また、長年所属したユヴェントスは、ブッフォンの引退に対して「今日のような日に適切な言葉を見つけることは簡単ではない。今日は一つの時代の終わりを示す日になった。私たちはあなたの物語の一部で、あなたは私たちの物語の一部だった。ありがとう、ジジ!将来の成功を祈っている」と公式ウェブサイトに綴った。
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