パリ・サンジェルマン（PSG）のフランス代表FWキリアン・エンバペがメイングループから離れてトレーニングを継続することになる。フランス『RMC Sport』などが伝えた。
今夏の移籍市場で去就に揺れるエンバペ。昨夏に締結した2年契約には1年間の延長オプションが付帯するが、これ以上の契約延長を結ぶ意思がないことを同選手は6月にクラブに通達した。現状のままでは来夏にフリートランスファーで退団することになるため、PSGは今夏に同選手の売却を目指している。
今夏の去就が不透明となったエンバペは、7月に開催された日本と韓国へのプレシーズンツアーにも帯同できず。自身が希望するようにPSGとの現行契約を満了しようとすれば、このまま飼い殺しにされる可能性が高いと考えられている。
プレシーズンツアーからフランスに帰国したメイングループは、12日のロリアンとのリーグアン開幕戦に向けて7日からトレーニングを再開。しかし、エンバペはメイングループに合流せず、構想外の選手たちとともに“Loft”と呼ばれるグループでトレーニングを継続することに。
なお、メイングループは夕方からのトレーニングになる一方で、エンバペの他にユリアン・ドラクスラーやレアンドロ・パレデスらも入っている“Loft”グループは午前中にトレーニングを行う予定だ。
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