ミランのステファノ・ピオリ監督は、複数の新戦力を迎え入れたチームの中盤について語った。
昨シーズンのチャンピオンズリーグで準決勝進出と大躍進を見せたミラン。さらなる成功のシーズンを目指す同クラブだが、今夏にはクラブの再建をディレクターとして支えたレジェンドのパオロ・マルディーニ氏が退任する混乱もあり、その後にサンドロ・トナーリがニューカッスル・ユナイテッドに売却された。
2シーズン前のセリエA優勝にも貢献したトナーリが抜け、さらにイスマエル・ベナセルも離脱中と中盤の補強が急務となる中、ミランはチェルシーからルベン・ロフタス=チーク、AZからタイアニ・ラインデルス、そしてバレンシアからユヌス・ムサを獲得した。
8日のトロフェオ・ルイジ・ベルルスコーニでPK戦の末にモンツァを下した後、ピオリ監督は「加入した選手たちは若いが、経験がある。もちろん、時間は必要だが、我々の望むフットボールをプレーするために使えるオプションがある。リーグ戦の最初の3試合は簡単ではない。最初の目標はシーズンの良いスタートを切ることだ」と語り、中盤について続けた。
「ムサを獲得したことで、我々のミッドフィールドは完成した。ラインデルスはインテリジェントで、ロフタス=チークにはクオリティとフィジカルがある。ムサは積極的な選手で、さらに(トンマーゾ)ポベガと(ラデ)クルニッチもいる。頼もしいユニットだ」
2年ぶりのセリエA優勝を目指すミランは、日本時間22日のボローニャ戦で2023-24シーズンを開始する。
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