ヴィッセル神戸から退団した元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタの新天地がアラブ首長国連邦(UAE)のエミレーツ・クラブに決定した。
長年にわたってスペインの名門バルセロナで大活躍したイニエスタ。リオネル・メッシやチャビ・エルナンデスとともに数々のトロフィーを獲得し、スペイン代表としても2010年のワールドカップ優勝を成し遂げた同選手は、2018年夏にカンプ・ノウから離れ、J1リーグのヴィッセル神戸に加入した。
クラブ初のタイトルである天皇杯優勝をもたらすなど、ヴィッセル神戸でも輝きを放ったイニエスタだが、近年出場機会を減らす中、今夏の退団が決定。すでに39歳になるものの、現役続行への意欲をのぞかせる同選手の去就には注目が集まっていた。
無所属になったイニエスタに対しては、バルセロナ時代のチームメイトであるメッシやセルヒオ・ブスケツ、ジョルディ・アルバが今夏に加入したメジャーリーグ・サッカーのインテル・マイアミ行きの可能性も浮上。しかし、先日からUAEに新天地を求める可能性が伝えられていた。
そして9日、エミレーツ・クラブはイニエスタの加入を発表し、公式ツイッターに「エミレーツにとって最高の日!」と投稿。背番号は8番に決定している。また、ファブリツィオ・ロマーノ氏が先日に伝えたところによると、同選手は1年間の延長オプションが付帯する2024年夏までの1年契約を結んだようだ。
同日に会見に臨んだイニエスタは「バルセロナと日本で長年過ごした後、これは僕のキャリアにとってとても重要なステップだ。新たなページを開くためにここにいるし、僕のチームと最高の結果を得るためにできる限りのことをしたい。バルセロナとヴィッセル神戸で常にベストを尽くしてきた。ここでも同じことをするつもりだ」と語った。
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