パリ・サンジェルマン（PSG）のキリアン・エンバペが今夏に退団する意思がないことをクラブ首脳陣に伝えたようだ。『スカイスポーツ』や『ル・パリジャン』などが報じた。
2017年の加入以降、PSGのエースストライカーとして活躍を続けるエンバペだが、現在去就に揺れている。同選手は昨夏に締結した2年契約を全うし、これ以上の契約延長を拒否することを通達した。一方のクラブは、現状のままでは来夏にフリーで退団することになるため、今夏の売却を目指している。
日本と韓国へのプレシーズンツアーの帯同を認めず、さらにツアーからの帰国後もファーストチームとは別のグループでのトレーニングを強いるなど、PSGはエンバペに対して強硬な姿勢を貫いている。
しかし、当のエンバペには今夏にPSGから離れる意思がない様子。『スカイスポーツ』によると、同選手はクラブ首脳陣に自身の決断を通達したようで、現状のままでは新シーズンでプレーできずに来夏の契約満了を迎える可能性がある。
PSGは現在、エンバペなしでシーズンを送ることを計画している模様。さらに、どんな選手であろうともクラブより大きな存在はないということの前例を作り、それを全選手に知らしめることを検討するとも伝えられている。
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