ナポリのポーランド代表MFピオトル・ジエリンスキは、アル・アハリへの移籍が迫っているようだ。
2016年にナポリへと加入して公式戦330試合近くに出場し、2020年のコッパ・イタリア制覇や昨季33年ぶりのセリエA優勝に大きく貢献したジエリンスキ。しかし現行契約は今季限りで満了、契約交渉は進んでおらず、今夏の去就が注目されていた。
そしてイタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、ジエリンスキはサウジアラビア行きが迫っているという。ナポリとアル・アハリが移籍金に関して直接交渉を行っており、ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長は2500万ユーロ～3000万ユーロ（約40億円～約48億円）を求めているようだ。
一方ジエリンスキ側には、現在ナポリで受け取る年俸の5倍となる1500万ユーロ（約24億円）が提示されている模様。当初は文化的側面などに難色を示していたようだが、最終的にはサウジアラビア行きを受け入れたと伝えられている。
なお同メディアは、ナポリはすでにジエリンスキの後継者の確保に動いていることを指摘。スペインU-21代表MFガブリ・ベイガとはすでに個人合意に達しており、セルタとの合意にも近づいているようだ。
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