ラ・リーガ第1節が現地時間8月11日～8月14日に行われた。
第1節の総評
ソシエダ対ジローナ
昨季4位と躍進したソシエダがホームでの開幕戦でジローナを迎えた。右ウイングで先発した久保建英は、いきなり魅せる。5分、ボックス右へ侵入した久保が左サイドからのクロスに合わせて、グラウンダーシュートでネットを揺らし、2シーズン連続での開幕弾を挙げた。その後も久保は圧巻のテクニックで攻撃を牽引し、ミドルシュートなどで追加点を狙っていく。迎えた後半も久保が相手の脅威となったソシエダだが、72分にアルテム・ドフビクのヘディング弾を浴びて失点。結局、試合はそのまま1-1で終了。ソシエダは勝利を逃したものの、久保は今季の活躍への期待感が高まるハイパフォーマンスを見せている。
アトレティック・クルブ対レアル・マドリード
昨季2位のレアル・マドリードは敵地でアトレティック・クルブと対戦。オーレリアン・チュアメニ、フェデリコ・バルベルデ、エドゥアルド・カマヴィンガ、そしてトップ下にジュード・ベリンガムを置く4-3-1-2の布陣を採用した。試合は徐々にペースを掴んだレアル・マドリードが28分にダニ・カルバハルとのパス交換でゴール前に侵入したロドリゴが鋭いシュートを突き刺して先制点をマーク。36分には、CKからクロスに合わせたベリンガムがネットを揺らし、2-0とする。後半、エデル・ミリトンが負傷交代したレアル・マドリードは相手の反撃に遭うも、そのままシャットアウト。2-0の勝利で白星スタートに成功した。
ヘタフェ対バルセロナ
王者のバルセロナは、敵地でヘタフェと対戦。新戦力のイルカイ・ギュンドンやオリオウ・ロメウのほか、ペドリ、レヴァンドフスキらをスタメン起用したバルセロナだが、序盤はなかなかリズムをつかめない。すると、42分にはハフィーニャがガストン・アルバレスへの肘打ちにより、一発退場に。数的不利となったバルセロナは後半、ヘタフェFWハイメ・マタの退場で数的同数となると、終盤にはガビやアンス・ファティを投入。しかし、ゴールを奪うことができず、開幕からスコアレスドローで白星を逃した。
第1節の結果
アルメリア 0－2 ラージョ・バジェカーノ
【得点者】イシ（20分／PK）、エンテカ（28分／PK）
セビージャ 1－2 バレンシア
【得点者】セ：エン=ネシリ（69分） バ：ディアカビ（60分）、ゲラ（88分）
レアル・ソシエダ 1－1 ジローナ
【得点者】レ：久保建英（5分） ジ：ドフビク（72分）
ラス・パルマス 1－1 マジョルカ
【得点者】ラ：ビエラ（29分／PK） マ：ライージョ（70分）
アトレティック・クルブ 0－2 レアル・マドリード
【得点者】ロドリゴ（28分）、ベリンガム（36分）
セルタ 0－2 オサスナ
【得点者】R.ガルシア（24分）、モイ・ゴメス（74分）
ビジャレアル 1－2 ベティス
【得点者】ビ：クエンカ（61分） べ：A.ペレス（20分）、W.ジョゼ（90+5分）
ヘタフェ 0－0 バルセロナ
【得点者】なし
カディス 1－0 アラベス
【得点者】サン・エメテリオ（7分）
アトレティコ・マドリード 3－1 グラナダ
【得点者】ア：モラタ（45+4分）、メンフィス（67分）、M.ジョレンテ（90+8分） グ：オモロディオン（62分）
第2節の日程・対戦カード
| 日時 （日本時間） | 対戦カード | 解説・実況 |
|---|---|---|
| 8月19日（土） 2:30 | マジョルカ vs ビジャレアル | |
| 8月19日（土） 4:30 | バレンシア vs ラス・パルマス | |
| 8月20日（日） 0:00 | レアル・ソシエダ vs セルタ | 解：森田泰史 実：小林惇希 |
| 8月20日（日） 2:30 | アルメリア vs レアル・マドリード | 解：安永聡太郎 実：永田実 |
| 8月20日（日） 4:30 | オサスナ vs アトレティック・クルブ | |
| 8月21日（月） 0:30 | ジローナ vs ヘタフェ | |
| 8月21日（月） 2:30 | バルセロナ vs カディス | 解：川勝良一 実：小松正英 |
| 8月21日（月） 4:30 | ベティス vs アトレティコ・マドリード | 実：小林惇希 |
| 8月22日（火） 2:00 | アラベス vs セビージャ | |
| 8月22日（火） 4:30 | グラナダ vs ラージョ・バジェカーノ |
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