インテルは、ウディネーゼMFラザール・サマルジッチの獲得を断念する可能性が高まっているようだ。
昨季チャンピオンズリーグ決勝進出を達成したインテルだが、今夏にも積極的な補強を敢行してチーム強化を図っている。そして、昨季ウディネーゼでセリエA37試合5ゴール4アシストを記録したサマルジッチの獲得に動いており、メディカルチェックまで進んでいることも伝えられていた。
しかし移籍専門記者ジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によると、サマルジッチの代理人が交渉完了間際になって要求する契約金を大幅に増額した模様。これにインテルが不満を抱いているようだ。提示した条件が16日までに受け入れられない場合、獲得を断念する可能性が高いという。選手側は16日午前中までに決断を下すようだが、インテルは悲観的になっていると伝えられている。
なおサマルジッチはミラノに滞在していたものの、数日前にウディネーゼへ戻ったという。しかしチームとは別でトレーニングを続けており、選手本人は移籍が実現することを希望しているようだ。今後の展開に注目が集まっている。
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