インテルは、ボローニャからオーストリア代表FWマルコ・アルナウトヴィッチを獲得したことを発表した。
16日、クラブの公式ウェブサイトで「マルコ・アルナウトヴィッチがインテルに加入。オーストリア人ストライカーは、一定の条件が満たされた場合に生じる買取義務が付帯したローン移籍でボローニャからネラッズーリに加入した」と伝えた。なお、来夏に買取義務が行使された場合、インテルは総額1000万ユーロ(約16億円)をボローニャに支払うことになると伝えられている。
インテルへの復帰が決まったアルナウトヴィッチは、クラブの公式ウェブサイトで「本当にうれしい。インテルで再びプレーできることは僕にとってとても大きな名誉だ。僕がここにいたときから13年が経った。その間、選手というよりもファンだったけど、僕は今チームの勝利を助けるためにここにいる」とコメントした。
2009年夏にトゥエンテからインテルに期限付きで加入し、1年間ジョゼ・モウリーニョ元監督の下でサン・シーロでプレーしたアルナウトヴィッチ。その後、ドイツやイングランド、中国でのプレーを経て、2021年にボローニャに加入した。昨シーズンはセリエA21試合で10ゴールを挙げる活躍を見せており、今夏の移籍市場で34歳にして再びビッグクラブに挑戦する可能性が浮上していた。
昨シーズンのチャンピオンズリーグファイナリストであるインテルは、今夏にロメル・ルカクがチェルシーに帰還し、エディン・ジェコが退団。新ストライカーの補強が急務とされており、アーセナルのフォラリン・バログンらの名前が挙がっていたが、シーズン開幕を控える中、セリエAでの実績がある34歳のベテランFWアルナウトヴィッチを確保することに成功した。
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