ローマは、パリ・サンジェルマン(PSG)からアルゼンチン代表MFレアンドロ・パレデスとポルトガル代表MFレナト・サンチェスを獲得したことを発表した。
16日、ローマは公式ウェブサイトで「ASローマはワールドカップ王者のレアンドロ・パレデスのクラブ復帰を発表することに興奮している。29歳MFは2025年6月までの契約にサインしてパリ・サンジェルマンから完全移籍で加入した」と伝えた。なお、移籍金は400万ユーロ(約6億円)と伝えられている。
6年ぶりにローマに復帰したパレデスは「ローマに戻ってくることはいつだって特別なことだけど、ローマの選手としてそうすることはさらに特別なことだ。歓迎してくれたファンと僕のヨーロッパでのキャリアが始まったクラブに帰らせてくれたローマに感謝したい。昨年はワールドカップを制してとても幸せだった。だから、この成功の味を持ち続けたいし、このチームでそうできると信じている」とコメントした。
2014年にボカ・ジュニオルスからローマに加入したパレデスは、ゼニトを経てPSGに加入。昨シーズンはセリエAのライバルであるユヴェントスに期限付きで加入して公式戦35試合でプレーしたが、買い取りには至らずにフランスのクラブに帰還していた。
また、ローマは同日にサンチェスの加入も発表。公式ウェブサイトで「ASローマは、一定の条件を満たした場合の買取義務が生じるローン移籍でパリ・サンジェルマンのレナト・サンチェスと契約を結んだことを発表できてとても満足している」と伝えた。なお、ファブリツィオ・ロマーノ氏によると、買取金額は1500万ユーロ(約24億円)になる見込みだ。
ローマで20番を着用するサンチェスは「このとても大きなクラブに加入できてうれしい。ローマのプロジェクトは本当に僕を魅了し、ここでプレーすることが適切な選択だと感じた。ファンからのサポートを感じられることはすべての選手にとってとても重要なことだ。どれだけサポーターがこのチームを愛しているかを理解したし、このことは成功のために僕を駆り立てるものだ」と抱負を語った。
リールでリーグアン優勝に貢献して昨夏にPSGに加入したサンチェスだが、負傷の影響もあり、公式戦27試合の出場にとどまった。これを受け、今夏にクラブから離れる可能性が浮上しており、最終的に同郷ポルトガル出身のジョゼ・モウリーニョ監督率いるローマに期限付きで加入することが決まった。
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