インテルがフランス代表DFバンジャマン・パヴァール獲得に向けてバイエルン・ミュンヘンに正式なオファーを提示したようだ。
昨シーズンのチャンピオンズリーグファイナリストであるインテルでは今夏、DFの中心選手だったミラン・シュクリニアルが退団。シモーネ・インザーギ監督は、優先順位が高くはないものの、3バックの一角となるセンターバックの獲得を目指している。
これを受け、候補に挙がっていたのがアーセナルでプレーする冨安健洋。しかし、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、新戦力のユリエン・ティンバーが膝の前十字靭帯損傷の重傷を負ったことを受け、日本代表DFの状況は凍結状態に。新たなDFを補強できれば、ローン移籍でセリエAに復帰する可能性もあり、インテルが依然としてモニタリングを続けるものの、現時点で楽観的とは言えないようだ。
そんな中、インテルが新たな動きに出た様子。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、同クラブは17日にパヴァール獲得に向けて2500万ユーロ(約40億円)の正式なオファーをバイエルンに提示した。現時点で取引成立は難しいとの見方が強いが、選手は今夏の退団を希望していることをクラブに伝えているようだ。
インテルがターゲットにするパヴァールは、2019年夏にシュトゥットガルトからバイエルンに加入。フランス代表でワールドカップ制覇を成し遂げた同選手は、2020年夏に同クラブの3冠達成に貢献した。しかし今夏、現行契約が最終年に突入する中、同選手が移籍を希望すると伝えられている。
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