週末に開催された日本人選手が所属する海外サッカーの結果を振り返る。
南野が躍動の2得点!
プレミアリーグ
冨安健洋(アーセナル)
vs クリスタルパレス|先発出場(67分退場)
アーセナルは第2節にして冨安を今季初の先発起用。チームはPKから52分に先制したが、67分に相手と競り合った冨安に2枚目の警告が提示されて退場となった。それでもリードを守り切ったアーセナルが1-0で連勝を飾っている。
三笘薫(ブライトン)
vs ウォルヴァーハンプトン|先発出場(81分OUT)
リーグ屈指のウインガーとしてこの日も先発した三笘は、15分に左サイドからドリブルを開始。最終的に4人をかわしてボックス内に侵攻すると最後は自ら一対一を制して今季初得点を奪った。さらに、後半開始早々にも左サイドの三笘による絶妙な落としからエストゥピニャンが沈める。これらの活躍もあり、最終的にブライトンが4-1で快勝した。
遠藤航(リヴァプール)
vs ボーンマス|途中出場(63分IN)
前日に加入が発表されていた遠藤が早速ベンチ入りを果たした試合、リヴァプールは前半中に2-1でリードしたが、折り返して迎えた58分にアレクシス・マクアリスターが一発退場に。62分にディオゴ・ジョッタがチームの3点目を沈めた直後、遠藤はコーディ・ガクポとの交代でデビュー。その後はスコアが動かなかったが、遠藤は加入直後にもかかわらず堅実なプレーぶりを見せて3-1での勝利に貢献した。
EFLチャンピオンシップ
中山雄太(ハダースフィールド)
vs ミドルズブラ|ベンチ外
坂元達裕(コヴェントリー)
vs スウォンジー|フル出場
開幕から途中起用が続いていた坂元だが、この第3節で初先発。期待された得点は記録できなかったが、フル出場で1-1での勝ち点1獲得に貢献している。
三好康児(バーミンガム)
vs ブリストル|途中出場(40分IN)
今夏の新戦力である三好は3試合連続のベンチスタートとなったが、前半終盤に味方の負傷トラブルによって途中出場。すると、前半ATに右CKの場面でボレーシュートを繰り出し、自身初ゴールとなる先制点を突き刺した。その後、チームは終盤にも加点して2-0で勝利している。
ラ・リーガ
久保建英(レアル・ソシエダ)
vs セルタ|先発出場(79分OUT)
昨季から引き続き中心選手としてソシエダの攻撃をけん引する久保。セルタ戦では22分に右サイドでボールを持つと縦への鋭い突破を見せてクロスを供給する。ファーに蹴り込まれたボールにアンデル・バレネチェアが頭で合わせて先制に成功した。しかしその後、ソシエダは後半ATに失点。試合は1-1のドローで決着した。
セリエA
鎌田大地(ラツィオ)
vs レッチェ|先発出場(55分OUT)
鎌田は新戦力として唯一、開幕戦から先発に抜擢。試合を通じてミスのないプレーを披露し、1-0でリードしていた55分にマティアス・ベシーノと交代となった。しかし、ラツィオは85分、87分と立て続けの失点を喫し、最終的に1-2の逆転負けを喫している。
リーグアン
南野拓実(モナコ)
vs ストラスブール|先発出場(79分OUT)
開幕戦から好調ぶりをアピールしていた南野がこの試合でも魅せた。まず20分、相手陣内で自らボールを奪ったところから強烈な右足のミドルシュートを突き刺して先制。さらに36分には、左サイドからのクロスに頭で合わせて2点目を決め切る。南野は折り返して迎えた58分にもウィサム・ベン・イェデルの得点をアシスト。モナコは3-0で勝利し、南野は2ゴール1アシストと全得点に直接関与する大活躍を披露した。
伊東純也、中村敬斗(スタッド・ランス)
vs クレルモン|伊東:フル出場、中村:先発出場(61分OUT)
初めて伊東と中村が揃っての先発となった一戦。伊東は右サイド、中村は左サイドの攻撃のキーマンとして開始から積極的な姿勢を見せる。すると17分には伊東がキッカーを担当した左CKからスタッド・ランスが先制した。そのままリードして迎えた84分には自陣からのロングボールに反応した伊東が右サイド浅い位置で完璧にトラップし、そのままボックス右へとドリブル。中央への折り返しをモハメド・ダラミーが沈めた。以降も無失点を保ったスタッド・ランスは2-0で勝ち切っている。
オナイウ阿道(トゥールーズ)
vs PSG|ベンチ外
ベルギーリーグ
渡辺剛(ヘント)、岡崎慎司、シュミット・ダニエル、橋岡大樹、伊藤涼太郎、山本理仁、小川諒也、藤田譲瑠チマ、鈴木彩艶(シント=トロイデン)
ヘント|渡辺:フル出場
シント=トロイデン|岡崎、山本:途中出場(90+2分IN)、シュミット、橋岡:フル出場、伊藤、小川、鈴木:ベンチ外、藤田:先発出場(64分OUT)
この日本人対決にて、新戦力の藤田が先発デビューを果たした。すると、シント=トロイデンは7分、13分と立ち上がりに2点のリードを奪うが、後半序盤までに2失点。最終的に2-2の痛み分けで決着した。
町田浩樹(ユニオン・サン・ジロワーズ)
vs メヘレン|フル出場
主力の地位を確保している町田は4試合連続で先発出場となったが、チームは0-4と完敗。開幕3連勝と好調の滑り出しを見せていたユニオンだったが、4戦目でその勢いにストップがかかっている。
本間至恩(クルブ・ブルッヘ)、安部柊斗(RWDM)
クルブ・ブルッヘ|本間:ベンチ外
RWDM|安部:途中出場(73分IN)
川辺駿(リエージュ)
vs セルクル・ブルッヘ|途中出場(85分IN)
RWDMが強豪クルブ・ブルッヘに力の差を見せつけられた一戦。安部は1-4で迎えた73分から途中出場したが、その後も失点が続き、最終的に1-7の遅配を喫した。
三竿健斗(ルーヴェン)
vs アントワープ|ベンチ外
森岡亮太(シャルルロワ)
vs ヘンク|先発出場(76分OUT)
森岡が今季初先発となった一戦は、スコアレスドローで決着。チームは開幕未勝利が続くが、3分け1敗としぶとさを維持している。
松尾佑介(ウェステルロー)
vs アンデルレヒト|松尾:途中出場(46分IN)
今季初めて先発から外れた松尾だったが、0-1のビハインドで迎えた後半頭から途中出場した。その後、チームは72分に再び失点したものの、松尾は81分にボックス左から中央への折り返しでエディソン・ヨルダノフの得点をアシスト。チームは3連敗となったが、松尾は積極的な姿勢で奮闘を見せている。
ポルトガル・リーグ
藤本寛也(ジウ・ヴィセンテ)
vs ギマランイス|フル出場
開幕節で2得点を記録した藤本だったが、第2節で連発とはいかず。チームは1-2で黒星を喫している。
相馬勇紀(カーザ・ピア)、守田英正(スポルティング)
カーザ・ピア|相馬:先発出場(64分OUT)
スポルティング|守田:フル出場
ともに主力として迎えたこの日本人対決は、地力で勝るスポルティングに軍配。パウリーニョの2得点によって2-1で競り勝ったスポルティングが連勝を飾っている。
中村航輔(ポルティモネンセ)、渡井理己(ボアヴィスタ)
ポルティモネンセ|中村:出場なし
ボアヴィスタ|渡井:途中出場(84分OUT)
渡井は3-0でリードして迎えた84分に投入されて今季初出場。試合はその後に1点ずつを奪い合い、ボアヴィスタが4-1で快勝している。
小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)
vs エストレラ|ベンチ外
ブンデスリーガ
伊藤洋輝、原口元気(シュトゥットガルト)、浅野拓磨(ボーフム)
シュトゥットガルト|伊藤:先発出場(78分OUT)、原口:出場なし
ボーフム|浅野:先発出場(68分OUT)
主将を務めた遠藤航のリヴァプール移籍によって不安の中で開幕を迎えたシュトゥットガルトだが、蓋を開けてみれば5-0の大勝。18分には伊藤がロングパスによってセール・ギラシの先制点をアシストしている。
奥川雅也(アウクスブルク)、板倉滉(ボルシアMG)
アウクスブルク|奥川:ベンチ外
ボルシアMG|板倉:先発出場(75分OUT)
今季も開幕戦から先発出場を果たした板倉は、13分にCKから頭で先制点をマーク。しかし、その後の打ち合いによって4-4で決着を迎えている。
長谷部誠(フランクフルト)
vs ダルムシュタット|途中出場(65分IN)
長谷部は1-0でリードして迎えた65分に途中出場。冷静で的確なプレーにより、そのまま試合を締めることに貢献した。なお、39歳214日でのリーグ戦出場はクラブ史上最年長記録となっている。
堂安律(フライブルク)
vs ホッフェンハイム|途中出場(84分IN)
堂安は2-1となっていた終盤から出場。そこからスコアは動かず、フライブルクは開幕から白星を手にした。
佐藤恵允(ブレーメン)
vs バイエルン・ミュンヘン|ベンチ外
スコティッシュ・リーグカップ
古橋亨梧、前田大然、旗手怜央、小林 友希、岩田 智輝(セルティック)
vs キルマーノック|古橋、前田:フル出場、旗手、小林:ベンチ外、岩田:出場なし
古橋、前田といった主力をフル出場させたセルティックだったが、59分に失点。そのまま盛り返すことができず、2回戦でリーグカップ敗退を喫した。
小田裕太郎、田川亨介(ハーツ)
vs パーティック|小田:ベンチ外、田川:途中出場
リーグカップ2回戦で途中起用された田川は、3点をリードしていた74分にスルーパスに抜け出して左足で加入後初ゴールをマーク。決定的な一撃とし、4-0での快勝に貢献した。
エールディヴィジ
斉藤光毅(ロッテルダム)、上田綺世(フェイエノールト)
ロッテルダム|斉藤:先発出場(65分OUT)
フェイエノールト|上田:途中出場(65分IN)
上田は2点ビハインドで迎えた65分に途中出場。積極的な姿勢を見せて流れを変えると、終盤にかけてチームに2得点が生まれ、2-2の引き分けで終えた。
菅原由勢(アルクマール)
vs RKCワールワイク|フル出場
名門チームの中でも重要な存在の一人となっている菅原は、開幕2試合連続のフル出場。3-1での勝利に貢献し、チームも連勝している。
ファン・ウェルメスケルケン際(ズヴォレ)
vs トゥヴェンテ|ベンチ外
小川航基(NECナイメヘン)
vs ヘラクレス|フル出場
今夏の新戦力として注目を集めている小川は、2試合連続で先発。すると24分、右サイドからカットインして左足を振り抜き、豪快な一撃を突き刺した。しかし、小川の2戦連発弾で先制したナイメヘンは後半に入ってから2失点を喫し、1-2の逆転負けとなっている。
長田澪(フォレンダム)
vs ゴーアヘッド|ベンチ外
日本人が出場した試合の結果
プレミアリーグ
クリスタルパレス 0-1 アーセナル
ウォルヴァーハンプトン 1-4 ブライトン
リヴァプール 3-1 ボーンマス
EFLチャンピオンシップ
ミドルズブラ 1-1 ハダースフィールド
スウォンジー 1-1 コヴェントリー
ブリストル 0-2 バーミンガム
ラ・リーガ
レアル・ソシエダ 1-1 セルタ
セリエA
レッチェ 2-1 ラツィオ
リーグアン
モナコ 3-0 ストラスブール
スタッド・ランス 2-0 クレルモン
トゥールーズ 1-1 PSG
ベルギーリーグ
ヘント 2-2 シント=トロイデン
メヘレン 4-0 ユニオン
クルブ・ブルッヘ 7-1 モレンベーク
リエージュ 0-1 セルクル・ブルッヘ
ルーヴェン 1-1 アントワープ
クルブ・ブルッヘ 7-1 RWDM
ヘンク 0-0 シャルルロワ
アンデルレヒト 2-1 ウェステルロー
ポルトガルリーグ
ギマランイス 2-1 ジウ・ヴィセンテ
ポルティモネンセ 1-4 ボアヴィスタ
カーザ・ピア 1-2 スポルティング
ベンフィカ 2-0 エストレラ
ブンデスリーガ
シュトゥットガルト 5-0 ボーフム
アウクスブルク 4-4 ボルシアMG
フランクフルト 1-0 ダルムシュタット
ホッフェンハイム 1-2 フライブルク
ブレーメン 0-4 バイエルン・ミュンヘン
スコティッシュ・リーグカップ
キルマーノック 1-0 セルティック
ハーツ 4-0 パーティック
エールディヴィジ
ロッテルダム 2-2 フェイエノールト
RKCワールワイク 1-3 アルクマール
トヴェンテ 3-1 ズヴォレ
ヘラクレス 2-1 NECナイメヘン
ゴーアヘッド 4-1 フォレンダム
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