モナコの日本代表FW南野拓実は、開幕から好調を続ける理由について語った。
昨夏にモナコに加入した南野は昨シーズン、難しい時間を送った。公式戦25試合の出場にとどまり、1ゴールを記録したのみと期待には応えられず。それでも、アドルフ・ヒュッター監督を招聘した今シーズン、同選手は開幕から好調を続け、2試合で2ゴール2アシストを記録する活躍を見せている。
そんな南野は23日のプレスカンファレンスに出席。その中で、昨シーズンについて「新しい国や新しいリーグ、新しい文化に慣れないといけなかったので、昨シーズンは僕にとって少し難しいものになりました」と認めるも、現在ザルツブルク時代の恩師であるヒュッター監督の下で良い感じでプレーできていると語った。
「僕はストライカーの後ろでプレーするのが好きですし、一番気に入っているポジションです。アディ・ヒュッターは僕に特別な指示を出したりせず、何よりも僕自身のプレーをすることを求めています。長い間彼のことを知っているので、彼の好きなプレーや彼が望むプレースタイルをわかっています。これこそ僕がこのシステムで上手くいっている理由です」
「できる限り速く得点まで結びつけるために、ハイプレスや高い位置でのポゼッション回復、トランジションでの素早い動きによる積極的なフットボールを彼は推奨しています。ザルツブルクで半年間しか彼の下でプレーできなかったですけど、彼の哲学が大好きです。だから、彼が就任してすぐに適応することは簡単でした」
また、先週末のストラスブール戦で本拠地スタッド・ルイ・ドゥで初めて得点を挙げたことについて南野は「昨シーズンに得点する機会はなかったので、僕にとってとても大きな瞬間でした。本当にゴールを決めたかったですし、僕たちを元気づけるためにスタジアムにいたサポーターとゴールを祝いたかったです」と話し、今シーズンの目標を続けた。
「目標について話すには早すぎます。とても高い目標を達成することが難しいということをわかっています。でも、シーズン終了時に可能な限り高い順位で終えるために全力を出したいです。ゴール数やアシスト数といったこと以上に、僕はできる限り良いプレーをして、できる限り決定的な仕事をしたいです。僕は本当に良い感じですし、これはプレシーズンのおかげです」
南野は適応に苦しんだリーグアンの印象についても語っている。
「フランスリーグは本当に難しく、とてもフィジカルを要求されます。ボールを持ったとき、ピッチ上でとても素早く決断しないといけません。それに、とても良い若い選手たちもいます。他リーグと比べることはかなり難しいですけど、リーグアンは世界で最も競争力の高いリーグの1つだと思っています」
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